コロナノコロ

コロナ生活から思うこと

コロナノコロの新着ブログ記事

  • ブログは引っ越しました

    日曜日の都心に潜入 | 湘南つれづれ

  • 甘いはうまいか

    テレビの食レポで気になるのが、なんでも甘いという言う感想だ。甘いというのが最高の味覚の誉め言葉であるかのように。 文化人類学的には、味覚のランクでは、甘味は最低の味覚なんだとか、本で読んだことがある。未開の人たちに食べさせたら、甘味は誰でも受け入れて、苦味は吐き出したという。その苦味は本能的に毒と... 続きをみる

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  • 江の島から辻堂まで潮風ウォーキング

     年とともにかだんだんた面倒くさくなる。運動もしないと思っても、まあいいかと、部屋でごろごろはよくない。自分自身を甘やかさないで鼓舞するよう出かけた。ひと月ぶりで駅に行って電車に乗る。pasmoも使っていないから腐るか。三つ目の藤沢で降りる。天気は曇りの平日で、むし暑い。藤沢で降りたのは二度目で、... 続きをみる

  • 危うい人生の楽園

    人生の楽園というテレビの番組は今は見ないが、定年退職した夫婦が貯金を崩して、第二の人生に挑むという番組で、たいていはパン屋をしたり、民泊をしたり、蕎麦屋をオープンさせたりと、いつもどこかワンパターンで同じなのだ。それでまたかと飽き飽きして見ないのだ。 それより、その人たちはいまは大丈夫なのかと案ず... 続きをみる

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  • 速読の癖が直らない

    わたしは活字中毒ではなかった。読書は普通の学生ぐらいであったろうか。大学生のときの本棚はひとつだけであったので、おそらく300冊も蔵書はなかった。それが四年間で読んだ本なのだ。一年に百冊も読まない。五日に一冊ぐらいか。それが、青森に戻り、親父の仕事を手伝うようになり、赤字で追い込まれて、なんとか倒... 続きをみる

  • マスクでわかる顔の不思議

    マスクをしている女性はみんな美人に見えるのは何故か。それはずっと去年から気になっていた。マスクがなければそんなに気にはならなかった。どきりとする美人ばかりなのは、マスクをするということが何か原因にありそうだ。 いろいろと考えたら、いまは化粧法がよくなり、みんなそれなりに綺麗にはなってきたが、特に、... 続きをみる

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  • 子供のときにどんな映画を見たか

     中学まではよく学校で映画を見せに全員を先生たちが引率して見に行った。いい映画もあったが、これはといま思い返しても首を傾げる娯楽映画もあった。小学生のときは、ディズニーのアニメが多かった。「101匹ワンちゃん大行進」というのも見た。一番最初のディズニー作品は「バンビ」と覚えている。それから「雪の女... 続きをみる

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  • 通販をしてよかったこと悪かったこと

     いまはリアル店舗が客足が落ちて、どこもここも赤字で大変だ。通販だけは元気で、ネットの売上も伸びている。テレビショッピングもそうだ。ネットがここまで伸びるとは思わなかった。  わたしも古本屋をやったのが33歳の若いときからで、自分の蔵書を売って稼がないと、本業は傾いて給与も遅れて家族五人が喰うこと... 続きをみる

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  • 弘前の画家工藤甲人は平塚にいた

     平塚市の美術館で、また展示品を替えたので、出かけてみた。図書館の前にあるから、近くて行きやすい。二つの企画展を同時開催している。わたしは65歳以上で平塚市民なので身分証を提示すれば無料なのだ。そこも落ち着く空間で、コロナでなくても普段からそんなに観覧客はいない。三か月とか長期開催なので、いつでも... 続きをみる

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  • 孫の手 孫の足

     一人暮らしで困るのは、背中が汗などで痒くなるときだ。手が届かない。それで思い出したのが、野生の象たちは痒くなると、大木の幹に体をこすりつけるという。それで、わたしも部屋の角に背中をつけてごしごしとする。それは気持ちがいい。ただ、背中の窪みなどごしごしではできない部分もある。何か長いものはないかと... 続きをみる

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  • それでも図書館へ行くのか

     大雨注意報が出ていた。ところによっては警報。全国的に居座る前線が雨を毎日降らせている。よく、そんなに雲の貯水槽に水があるものだ。九州などでは二日間で千ミリ近いというと、1メートルの雨が降ったということだ。それはすごい。まるで、空が壊れたかのようだ。水漏れなんていうものしゃない。空のダムの決壊だ。... 続きをみる

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  • 浅虫温泉の怪

     青森市の浅虫温泉にわたしは30年前に家を建てて住んだ。海の傍で、温泉街も近いし、二階のベランダからはむつ湾と湯の島が見えた。海の見える海で暮らしたかった。東京から両親を呼び戻して、息子たちと6人の生活が始まった。茨城にいる叔母がよく遊びに来た。おふくろの妹だ。叔母が泊まりにきた夏のこと、うちの裏... 続きをみる

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  • 旅行はタブー

     今年もお盆の帰省ができない。帰ってみんなに移すと悪い。8月いっぱいは旅行にも出られない。緊急事態宣言が関東で出され、全国の感染者も2万人近くなる。どんどんと増えてきているのが、移動したり遊びに行ったり、外食したり、飲み会をしたりということで責められる。  先月、宮古島に行ってきたが、今日のネット... 続きをみる

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  • そういえばこの二年咳も熱も出なかった

     みんながそうなのか、この二年くらいは、咳も出ないし熱も出なかった。特に去年の2月からのコロナが広まってきたころから、一度も風邪らしきものも引かなかった。毎年、何回か熱は出たりする。咳も冬は毎年だ。わたしは気管支が弱く、気管支炎や肺炎でも入院したことがあり、どうも呼吸器では病院の世話にはなってきた... 続きをみる

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  • スマホ3台もいらないが

     前に使っていた古い機種も棄てないで使っていた。通信はなくてもゲームやカメラの代わりに使って、バッグに入れて持ち歩いていた。後は2台あるのだが、それはひとつはわたしので、もう一つは去年まで相方に貸していたものだ。わたしの契約で、持たせていたが、別れたときに返してもらうが、二年縛りで、二年間は使わな... 続きをみる

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  • AB型はウイルスに弱い?

     本当かどうか、だいぶ前に読んだ本に、血液型のAB型が人口比で少ないのは、かつてはいっぱいいたのが、その血液型の人は疫病に弱く、いまから500年くらい前の感染症でAB型だけがバタバタと病に倒れて、それで少数になったのだとか。  血液型は不思議で、その本によれば、人類が発生して全世界に移動する前のア... 続きをみる

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  • 消えた夏のアイテム

    夏になると思い出すのが、蚊帳だが、あれはいまは必要がなく、売っていないだろう。昔は蚊帳専門店もあった。いまは映画館だけしかないが、青森の古川はシネマデイクトさんが奈良屋という名前の映画館であったときに、その隣で蚊帳を売っていた。いまのように、家には網戸というものがなかった。それよりアルミサッシでは... 続きをみる

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  • 七十にして矩をこえる

     孔子の時代は70歳以上まで長生きする人はあまりいなかったのか。而立が30歳というのは遅いのではないのか。不惑はなんとなく浮気をしたがる年で判る。知命の50歳は天命を知るまで悟れるか。まだまだ脂ぎっている。60歳の耳従も頑固じじいになるころなので難しい。わたしの70歳で従心とは、もう好きに生きてい... 続きをみる

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  • 鳥取県と島根県に見倣えば

     全国のコロナの感染者累計を見たら、島根県と鳥取県が相変わらず一番少ない三桁で抑えられている。最初は岩手県がずっとゼロであったのが、途中で増えてきて、東北を代表して頑張っているから応援していた。それが落伍したが、秋田県も奮闘していて感染者が少ない。  どうして山陰の二つの県の感染者が少ないのか、そ... 続きをみる

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  • わが家の戦争

    毎年のように8月15日になるとテレビでも新聞でも戦争の特集になる。何十年前になったろうかと、計算はしやすい。わたしの年に6つ足せば、それが終戦の昭和20年で覚えやすい。わたしは戦後生まれで、戦争を知らない子供たちだ。それでもわが家には戦争の臭いはしていた。それは仏壇に飾ってあった沖縄で戦死した叔父... 続きをみる

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  • 墓参りはいつしたか

    墓参りはこの2年は帰れないから、していないが、古本屋を出てから、海外に行って、東京放浪したときは、もう二度と故郷には帰るまいと決めていた。それだから、青森の墓参りをしたのは、5年前が最後だったろう。お盆と彼岸だからといって墓参りをしていたら、できないこともあるので、青森に帰ったときにするようにはし... 続きをみる

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  • 二回目のワクチン接種の日曜に

     ようやく高齢者の二回目のワクチン接種の予約日が来た。本当であれば、第一回目の予約がお盆のさなかであった。ネットで予約したが、ずっと夏の間は高齢者だけでも予約でいっぱいだった。わたしが一番最後になる。ところが、ワクチンが用意できたようで、早まった。予約をし直してくれとメールが平塚市から来たので、空... 続きをみる

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  • サ黙 黙浴 黙食

     夏のくそ暑いときは、温泉に行こうとは思いつかない。だけど、汗臭い自分の体はシャワーばかりでは疲れもとれないし、臭いもとれない。風呂も入れて入浴剤も使っているが、風呂に洗濯に使う柔軟剤を入れたら、いい匂いがするのではないか。除菌もしないと、と、そんなバカなことはせずに、スーパー銭湯で一日入ったらい... 続きをみる

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  • 湘南平までハイキング

     猛暑日まではゆかないで、天気がいいと、どこかに出かけたくなる。また散歩と買い物か。海は閉鎖されていたし、ボードに乗るのも台風10号が来ているので、波が高く、海は荒れているだろう。何も予定もなく、いきなり、そうだ、湘南平まで歩こうと、咄嗟の思いつきで、お茶をボトルに詰めて、ハーフパンツにTシャツと... 続きをみる

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  • 体にいいもの

     ある本によれば、普段から健康ばかり考えて、あれこれとやっている人が病気をして早死にしているとか。そういう健康なんか考えないで生活している人が長生きしているのだとか。そうかもしれないと思う。神経質になって、いろんなサプリメントを飲んでいる人は逆に危ない。  健康、健康と意識してる人が逆に病気になり... 続きをみる

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  • 元気すぎるおばさんたちに負けないで

     太極拳には毎週土曜の午後に通っているが、先生から、初心者コースも平塚市でやっているので、それも申し込んでみたらという。半年コースで、五千円少し全部でかかるが安いものだ。市のスポーツ課で補助しているのだろう。さっそく、それに申し込んだ。近くの総合運動場の体育館で行うのだが、それは毎週水曜日なのだ。... 続きをみる

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  • 蚊取り線香 緊張の夏だ

     コバエというか小さな羽虫が部屋でうるさいので、殺虫剤を撒いているが効かない。それで、ネットで調べたら、皿に水を入れてそれにだし醤油を半分入れ、その上から台所洗剤を垂らせばいいとあったのでやってみた。コバエなどは醤油の甘いのが好きらしい。それもなんだか効き目がなさそうなので、頭に来て、羽虫たちに「... 続きをみる

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  • 備蓄本 非常本

     緊急事態宣言が神奈川県も8月いっぱいなると、東京のように図書館も閉めるのだろうか。千葉にいたときは、去年は図書館も閉鎖して困った。古本屋もやり玉に挙げられて、新刊書店は開けていたが、古本がどうしてダメなんだと、その閉める業種選択をしていた人たちに聴きたかった。古本屋なんか絶対に密にはならない。普... 続きをみる

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  • 健康スムージー

     親父の一番下の弟、わたしの叔父なのだが、兄弟で唯一、残っている。9人兄弟もみんな他界していた。叔父も昭和6年の生まれで、90歳くらいだろうか。育ち盛りに戦争で、食料もなく、昭和ひと桁世代はどこか病気がち。戦後も仕事ができずに家で寝ていた。そういう生活を若者でするというのも、栄養不足もあったのだろ... 続きをみる

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  • 番町皿屋敷のお菊さんが平塚にいた

     いつも買い物に歩く平塚駅前商店街だが、そこにある郵便局裏の公園も何気なく素通りしていた。それが、ネットで出てきた平塚の史跡を見たら、なんと、その小さな公園にはお菊塚があるというのだ。平塚市の観光協会からのネットによれば、  お菊さんは、平塚宿役人真壁源右衛門の一人娘で、小町と呼ばれるほどの器量の... 続きをみる

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  • 平塚も海水浴場閉鎖中

     とうとう来たか。オリンピックで盛り上がっている東京で感染者が増えてきて、3千人を越えてきた。全国でも後少しで1万人を超える勢いだ。その危機感から、東京周辺の千葉県と埼玉県と神奈川県も緊急事態宣言の要請を政府にした。そうなると、締め付けが厳しくなる。いままでは平塚はどうだったか。それでも、夏休み前... 続きをみる

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  • 過去の過ち?

     オリンピックで解任された人たちのことが連日騒がれているが、何をしたのかと新聞やネットで見たら、なんとくだらないこと。一人は30年くらい前にお笑い芸人だったときか、コントで一言ホロコーストのことを言ったからだとか。それがまるで、その後のその人のすべてでもあるかのように、過去の失言を大きくクローズア... 続きをみる

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  • マンゴーに憑りつかれた親父

     スーパーでマンゴーが高いので買えない。以前はもっと安かった。果実全般が高級品になってしまったかのようだ。スイカも高いし、メロンも高い。キュウイも騒がれたら高くなり、昔というよりつい何年か前までは普通に買えたのが、おいそれと買えなくなった。ひと粒千円のイチゴにも驚いたが、どうしてそうなったのか。シ... 続きをみる

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  • 楽園の退屈

    わたしの老後は南の島で暮らすことと、ずっと若いときから描いてきた夢なのだが、このたびの島の滞在で脆くもその夢は崩れた。現実は厳しい。いろんなことがある。なにより退屈なのだ。そんなところに何年も暮らせるだろうか。いまの神奈川での生活では、行くところがいっぱいあるから、老後の暇つぶし散策には困らない。... 続きをみる

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  • 南島小記 6

     台風の影響で定まらない日程と不安定な気分。これがまたいい。旅の日々にはこんな先が見えないときもある。NHKテレビの画面のサイドには台風情報が随時入っている。それによれば、昼で宮古島と結ぶ大橋は全部開通したとある。午後には雨と風も収まり、台風は離れて行っている。それで、市内の路線バスも運行開始した... 続きをみる

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  • 南島小記 5

     ウイークリーマンションといっても、一週間借りなくてもいい。一日でも借りられる。初めてそんなところに泊る。海外ではコンドミニアムには何度か泊まった。安いだけでなく、普通のマンションで、当然ながらキッチンに食器からなにからついていて、自炊生活ができるのだ。行ったところはレンタルバイクやボートなどを貸... 続きをみる

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  • 南島小記 4

     宿に戻ってチェックインする。若者たちがいてそれぞれが名前を名乗る。フレンドリーなのだ。どこに行ってもわたしはロートルで孫みたいな大学生たちと普通に話す。二階にベッドルームがあり冷房が効いている。一階にシャワールームとキッチンと食堂がある。その食堂にノーパソでなにやらネット閲覧している若い夫婦がい... 続きをみる

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  • 南島小記 3

     宿に戻ると、みんなして台風の話をしていた。このままでは明日の朝か今夜にでも宮古島に渡れる大橋は封鎖されるだろうと言う。それでは台風が過ぎ去るまで、この宿に閉じ込められるのか。いまのうちにと、車で宮古島へと食料の買い出しに行こうと、われわれにも宿の人が呼びかけた。この島には店がないから、長引けば食... 続きをみる

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  • 南島小記 2

     ダイビングスポットもあるが、着いたばかりで時間もないから近くの入江を聴いた。そこまで足ヒレと水中メガネなどを持って出かけるが、鬱蒼とした人も歩かない暗いジャングルみたいなところを歩いていた。入江は見つからない。展望台には蛸の大きなモニュメントがありタコ公園といった。迷ったか。それで引き返して、港... 続きをみる

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  • 南島小記1

     空港で夜明かしもいままでは何度もあった。朝一の飛行機なら、近くのホテルに泊っても移動手段がなければ間に合わない。それよりは、空港の待合所で横になれるところがあればいい。また格安航空のLCCだから、成田空港の第3ターミナルだった。そこは歩いて端のほうなのだ。がらんとして誰もいないかと思ったら、ぼち... 続きをみる

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  • 緊急事態宣言下の東京では

     その日は忙しかった。図書館に本などを返して、市役所でコロナのワクチン注射をしてから、家に戻ると、旅行に出るための用意はしていたが、明日から沖縄の先の宮古島から橋で渡った来間島に三泊する予定でいた。オリンピックも始まると賑やかになるから、その前に飛行機も宿も予約していた。  飛行機が朝一なので、平... 続きをみる

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  • ようやく第一回目のワクチン接種

     全国的にはずいぶんと進んているワクチン接種だが、いまだ混乱が続いてる。みなさん初めての経験で、試行錯誤なのだろう。ちょうどうまくゆかないのは、場所もあるし人員もある。医者の手配ができないところもあるだろうし、保管ができないところは生ものを扱うより面倒だ。どうもぎくしゃくしているのは仕方のないこと... 続きをみる

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  • いまだからこそフランクルの『夜と霧』を再読

     図書館で借りてくる本には若いときに読んで感銘を受けた本をもう一度読んでみようと思うときがある。それは、若い感受性と、老人の受け取り方はどう違うのかと、再読してみるのも自分がどう変わったかを知ることにもなる。思想的にも変わり、人生経験を重ねることで、多くの情報も得て、時代背景もあるから、人はどんど... 続きをみる

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  • 梅雨明け そして夏の開店初日

     へばりついていてしつこい梅雨前線はようやく消えてくれた。すると青空。いままでは室内に干していた洗濯物をベランダに干した。  おふくろの句集の注文はまだ来ていた。石垣島の女性から送ってほしいと。Webで見たというから、西の端からも見たという人からの電話に驚く。用意していた句集も後少し。青森から返送... 続きをみる

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  • 失明とはどんなことか

     わたしは目が弱い。他にはあまり病院にかかったりはしないのだが、眼科には縁がある。それもここ10年くらいのものだが、もともと近眼で高校生のときからメガネはかけていたが、あまり眼科に通ったということもなくずっと来ていた。  年とともに目も弱くなる。耳も遠くなりと、機能が衰退してくるのは仕方がない。8... 続きをみる

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  • 70歳を過ぎたら特典

     70歳を迎えたら、世の中が変わる。という大袈裟なものではなく、わたしも知らなかったのだが、医療面でも特別措置があるのだ。結構、知らないで、病院の窓口で言われて初めて知ったという人は多いだろう。わたしも自分は老人ではないと思っているので、そういう改定とかが新聞に載っても、見なかったかもしれない。 ... 続きをみる

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  • 平塚空襲

    夏になると戦争の話になる。平塚に引っ越して真っ先に市街を歩いて見たのが、博物館であり、まずはこの街の歴史から見た。知らない、いままで足を踏み入れたことのない街で、まさか、ここに暮らすとは思いもしなかったから、自分が住む街ぐらい知っておかないとと、図書館と博物館は向かい合っているので、そこに入って見... 続きをみる

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  • エコも片手落ち

    買物に行くかもしれないので、外出するときは、バックパックの中にエコバッグを二つ、いつも入れて歩いている。なのだが、買い物してもレジ袋がいらないと断ると困ることが起こった。それはみんながそうらしい。レジ袋はそれまではゴミ袋として使っていたのだ。一人だから大きなゴミ袋はいらない。レジ袋ぐらいが出すには... 続きをみる

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  • 梅雨の合間の青空に

    いよいよ西のほうから梅雨が明けてくる。その兆しとして7月11日の日曜だが、図書館に来ていて、新聞の束を読んでいたとき、蝉の声が聴こえた。おっ、今年初めての蝉の声。と、しばし耳を傾ける。蝉が鳴き始めたら梅雨明けだ。蝉というのは面白い習性で、雨が降ってくるとぴたりとやむ。そうして雨が上がり晴れてくると... 続きをみる

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  • おふくろの句集が新聞に載った反響から

     青森の新聞社の記者の方から何度かお電話をいただいていた。わたしがマスコミや図書館にもおふくろの百歳の記念の句集『百歳百句』を送ったからで、新聞の片隅にでも紹介してくれたらと、手紙も添えた。その記者の方は、わたしの取材を何度か前にされた方で、声で覚えている。新聞記事とおそらく同じと思うが、先にWe... 続きをみる

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  • 生命保険は必要か

     このたびの眼科のレーザー治療も手術にはなる。眼科の精算のときに窓口で、保険は掛けてありますかと、聞いてきた。掛けておりませんというと、保険でかかった費用はおりると言ってきたが、18000円では。前に青森県立病院で網膜剥離のレーザー治療をしたときは18万かかり、その3割負担でも6万円かかった。その... 続きをみる

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  • ひらつか七夕まつりは中止に

     平塚の七夕まつりは日本三大七夕まつりのひとつで、一番有名なのは仙台、次に平塚と、愛知県の一宮らしい。仙台の七夕は見たことがない。それというのも、どうしてか、東北四大祭りが、すべて8月上旬に一斉に行われるからだ。分散してやればいいのに、同じ時期に各地の夏祭りが行われる。だから青森もねぶた祭で忙しい... 続きをみる

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  • 便りのないのはいい便り

     ひらつか七夕まつりは中止になったが、先々月に相方がそれを見たいと、遊びに来ることになっていたのだが、5月から連絡がとれないでいた。メールの返信もなく、電話もない。何かあったのかと思うが、そっとしておく。外反母趾で右足の手術をするため東大病院に入院する予定が6月初旬からのはずだった。三週間の入院予... 続きをみる

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  • 空飛ぶ円盤もオカルトではなくなったのか

     ちょっと前まで、空飛ぶ円盤というと、頭がおかしいとか、オカルトと言われたものが、いまはアメリカの国防省で真面目に取り上げ、日本の自衛隊でもその対応が話し合われ、NHKのニュースでも報道される。空飛ぶ円盤なんか遠い宇宙のどこかには高度な文明が存在しているだろうが、それは地球に一番近い太陽系みたいな... 続きをみる

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  • 眼科と床屋と銭湯と

     バタバタと騒々しく一日を過ごす。それはわたしの悪い癖。ゆっくりとやればいいのに、思い立ったらそれを一日でやってしまう。  平塚市に引っ越して、またしていないことがあった。それを今日しなければならないということもないが、たまたま一気呵成に勢いでしてしまう。  まずは近くの眼科に行くこと。それまでは... 続きをみる

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  • いつからかネズミとゴキブリと蚊を見ない

     いま暮らしているマンションにはネズミとゴキブリと蚊がいない。鉄筋の建物で上の階なら、ネズミは入れず、蚊は上がってこれないのだろうか。エレベーターに乗っても蚊はボタンを押せないから。鉄筋の建物でもネズミは見た。一昨年までわたしが勤めていた銀座の古いビルだが、早朝の巡回で一階の裏のゴミ置き場に行くと... 続きをみる

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  • 平塚にも水害で避難勧告

     旅行から帰ってきたとき何も知らずに、平塚の駅前に立つと、大雨だった。駅弁が買えなかったので、駅前のドラッグストアもいまは弁当まで売っているのを思い出して、寄ってみた。半額に値下げしたのがひとつだけ残っていた。マンションに帰っても、冷蔵庫は空にしてきたので、晩飯は買わないと。それにしてもすごい雨だ... 続きをみる

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  • 東北返路 5

     旅行最終日の四日目だが、雨。毎日降っている。小雨か霧雨だから傘はいらない。帰りはフリー切符は夜中の12時まで平塚に戻ればいいので、気持ちの余裕はある。ホステルは起きたらさっさと出てくる。宮古駅の待合室で朝のコーヒーとパンを齧る。お土産もキオスクで買う。えび煎餅一箱。滅多に土産は買わないが、それも... 続きをみる

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  • 東北返路 4

     宿では朝食がついた。宿の女主人が案内してくれた裏口の別棟は夜はカラオケスナックになる同じ経営なのだが、そこで朝飯の日本の定食。他に3人くらいの若い男が泊まっていた。小雨で傘をさして、石巻の市内を歩く。商店街にはここまで津波が来ましたと看板があちこちにある。商店街でもわたしの胸まで水没したので、一... 続きをみる

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  • 東北返路 3

     双葉町から普通列車で、今度は原ノ町まで行く。そこも9年前に来ていた。3,11の翌年で、南相馬市の人口が半分になり、市の原発寄りが避難区域にされて住民が移住を余儀なくされた。わたしが旅したときはまだガードレールが津波で飴のようになっていたり、川に車が落ち込んでいた。  鈍行に乗っていたら、誰も乗客... 続きをみる

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  • 東北返路 2

     朝風呂に入るが、残念ながら水平線から昇る朝日は見られなかった。雨ではないがどんより。朝飯のパンとヨーグルト、コーヒーと部屋で味気ないが仕方ない。ホテルのシャトルバスがあったので駅まで送ってもらう。わたしの他に一人だけ。  今日の泊りは宮城県の石巻だった。その途中下車するところをグーグルマップで探... 続きをみる

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  • 東北返路 1

     東北に旅行に行く。なんだかおかしい。まるで自分のふるさとに向かって帰るような旅なのだ。それでも今回は三泊四日で、大人の休日倶楽部の四日間のフリー切符を買って、東日本JRが新幹線も乗り放題で15000円と、年に何回か期間設定して発売される。前はミドルコースでそれで随分と旅した。いまはシニアになると... 続きをみる

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  • オリンピックの意味

     オリンピック批判がコロナで初めて出てきた。何もなければそれほど中止と騒ぐこともなく、なんのためにするのかという意義まで問われることもない。そう息巻く人は、わたしと同じ、スポーツに興味のない人だろう。どうでもいい。プロ野球もサッカーも同じで高校野球も見ないから、別にやってもやらなくてもどっちでもい... 続きをみる

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  • 果実はなぜかくも高くなったのか

     さくらんぼが食いたい。だけど、高くて買えない。別に食べたかったら買えばいのだ。が、なんだか、青森にいた時と比べたら、手のひらに少しで300円もしたら、ばかばかしくて買う勇気がないのだ。青森県は山形県に次いでさくらんぼの生産量を誇っていた。いまはどうか。三戸にはよくさくらんぼ狩りに家族で行った。木... 続きをみる

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  • 実数は誰にも解らない

    われわれは社会の中で嘘の数字に囲まれている。統計の嘘というのは、戦前の大本営発表と同じで、政治に都合のいい数字だけが発表される。わたしはNHKの世論調査もばかばかしいと信じない。いつも同じ質問で、それ以外の回答は求めないからだ。選択するという段階から、少数派は切り捨てられている。人の気持ちが五つの... 続きをみる

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  • シベリアの収容所にいた父から聴いた話

    前にも内村剛介の本は読んだが、『生き急ぐ』というシベリアの収容所にいたときの回顧録も断片的にどこかで読んでいた。それを図書館で借りてきて読んでいたら、親父から聴いたライチハの捕虜収容所のことが書かれていたので、親父が生前にあまり語らない人であったが、昭和20年から23年まで3年間、強制収容されたラ... 続きをみる

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  • 辻堂とはどんなところか

     先日は大磯に行ったが、今度は逆方向の辻堂に行ってみようと、久しぶりの駅に行く。駅のみどりの窓口で、来週行く旅行だが、いわき市までの特急の指定券だけ取りにゆく。たぶん、がらがらだろうが、万が一、みんな大人の休日倶楽部のフリー切符を手にしたおじさんやおばさんで満席ということにでもなれば、全席指定では... 続きをみる

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  • ハンセン病にかかわって

     ハンセン病と数日前の新聞やテレビで報じていた。いまごろ何か。患者の解剖資料などが廃棄されているという。それはわたしも聴いたことがある。前からあったことだ。いまごろそれが問題になっている。  ハンセン病と言っても、うの息子たちは、「それって何?」と知らない。相方も知らなかった。若い人たちにはもはや... 続きをみる

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  • 緊張緩和 仕事病からの快復

    太極拳を習い始めたのは、自分のスピードを落とすためだった。何故か、昔からそうなのだが、生き急ぐ。どうして人より先に出なければならないのか。通勤で歩いていても、前の人を抜きたがる。まさに都会での競争に巻き込まれていた。別に余生なのだから、そんなに急いでどこへ行く。あの世が終点だから、急いで行く必要も... 続きをみる

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  • 貧乏な古本屋

     時折見る夢は古本屋が多い。現在の夢はほとんど見ない。どれも青森が舞台で、古本屋に行ってみると、息子がいまだ仕事をしているという設定。思えば30数年間もかかわってきたので、人生で一番長く働いた。  長くやってきたとはいえ、商売としては下流だった。資金のない状態が続き、なんとか子供五人を育てて、家の... 続きをみる

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  • なぎさプロムナード

     平塚駅の南口から直線で伸びる道路がなぎさプロムナードという。こぶりの松並木のある海へと伸びる道という雰囲気が好きだ。日本の道百選にどうして取り上げられなかったのか。それはまだ道が整備されて新しいからだろう。  平塚は駅の北口は賑わっているが、反対側南口はどこの駅もそうだが、裏口みたいに静かだ。そ... 続きをみる

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  • 大磯町文学歴史散策

     隣町の大磯に買い物に自転車で行ってみる。端っこなら平塚から4キロぐらいだから、この前のように歩いても行けるが、今回は平塚の西のほうまで走って、文学と歴史散策もしてみようと、午前中から出かけた。  国道1号線を走って大磯の町に入る。小さなスーパーがあったので、そこで昼飯のパンとドリンクも買って、ど... 続きをみる

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  • なぜ旅に出なければいけないのか

     シルバー人材センターはわたしの思っていた勤務スタイルとは違っていた。そこの趣旨からかなりズレてきている。余暇を利用して老人に社会参加させて生き甲斐を見つけさせるというものから、普通の勤務スタイルになってきている。好きな時間にいつでも働けるというものではなかった。それは相手があることだから仕方がな... 続きをみる

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  • 老後の設計

    老後の設計は30歳のときから立ててきた。老後は南の島で暮らそうなと、女房に行ったら、「あなた一人で行きなさい」と、単身赴任しろというような冷たい言い方。女子供は、そんなコンビニもスーパーも、電気もないところで暮らせるかと、そのころは、何かあるとヤップ島で暮らすぞとよく話していた。ヤップはいまから5... 続きをみる

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  • シルバー人材センターへ

     引っ越してから、決めたことは次々に実行に移している。予定通りで、これからの隠居をどう楽しくするかということのひとつが、アルバイトなのだ。年金だけでも喰えるが、旅行資金もあるが、小遣い稼ぎもしなければ。  いまは、つきあいを断っているから、そんなに交際費はかからないが、青森にいたら、そうはゆかない... 続きをみる

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  • 住みやすい街のサイズ

     古代ギリシャでは、国の大きさは、広場に政治家が立って演説し、声が届くくらいの人口が五千人ぐらいとプラトンの国家論に書かれていたように思うが、間違っていたらごめんなさい。  いま、平塚で暮らして、なんとなく住み心地がいい。田舎で生まれ育ったわたしだから、都会よりは平塚のほうが息が詰まらなくていい。... 続きをみる

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  • 宇宙恐怖症

     誰も普段はこんなことは考えて生活していないが、わたしはふと、夜空を見上げて、無限という不思議の中に生かされていることを怖いと思うのだ。それに気づいてからは、そのことを考えると発狂しそうになる。宇宙はどこまであるのか。科学者たちは、宇宙の果てに行けば、また元に戻るというメビウスの輪のような空間を計... 続きをみる

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  • 土曜日は太極拳

     毎週、土曜日の午後は太極拳の稽古日となる。毎日が日曜日だったのが予定が入る。これからは老後の空白を予定で埋めてゆく。  場所は、先日のように近くの総合体育館ではなく、三か所でやるようで、ころころと変わるのだ。今度の場所は歩いたら少し遠いか。バスでは分からないので、自転車で出かける。上履きのスニー... 続きをみる

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  • 冷蔵庫にはいつもチーズ

     いつからチーズが好きになったのだろう。子供のときは臭くて食べられなかった。いまのチーズは臭いを抑えて食べやすくしているが、外国産の臭いチーズのほうがわたしは好きなのだ。なんでも食品は加工されて、いまや納豆まで臭わないというものが出て、あの臭いがたまらないのにと、納豆好きは、臭わない納豆なんか食べ... 続きをみる

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  • 今日鎌倉に行ってきました

     東京からなら鎌倉も日帰りはできるが、少し遠い。平塚からなら何十分もかからない。今度から、いろんな花の時期に来てみよう。それで、引っ越して初めて鎌倉に行ってみる。♪今日鎌倉に行ってきました と、歌が口から出た。誰の歌だったか、さだまさしの縁切寺か。歌の歌詞と同じく北鎌倉から源氏山と、あの日と同じ道... 続きをみる

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  • 茅ケ崎まで自転車で

    歩いてゆける範囲は平塚ではほとんど行き尽くした。いよいよ自転車の出番だ。先日も越してきて初めてひと月ぶりで自転車に乗った。錆びてきていたので、油をさした。グリーン色のロードバイクだが、5年目になる。乗り潰そうと思う。  この日は隣町の茅ケ崎市のスーパー銭湯に行ってみる。前に相方と二人で行ったのは茅... 続きをみる

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  • 犬も歩けば文学散歩

     東京は30度越えて真夏日という。湘南はいくぶん涼しいがそれでも27度。部屋は熱気が籠っている。ベランダより窓がないからだ。それで、風の通りを作るため、ドアを少しだけ開けておく。それでもエアコンはまだ使っていない。扇風機だけ。  部屋にいたら汗ばかりなので、ペットボトルにお茶を詰めて、シートも持っ... 続きをみる

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  • ようやくパドルボードがやってきた

    ネットでパドルボードを注文してからひと月半で、なかなか配達されないので、しびれを切らして、アマゾンの販売元の書き込みに、大丈夫ですか、心配ですと、ひと月半も来ないのは、中国からだから仕方がないとしても、それにしてもあまりにも時間がかりすぎる苦情を書き込んだ。すると、アマゾン側から、そういう苦情は書... 続きをみる

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  • 太極拳教室へ

     スポーツジムには千葉にいたときは、一週間に三回は通っていた。それを引っ越してからは別の運動をしようと、普段は考えたこともない太極拳をしてみたいと、突然思いついた。誰に聴いたわけでもない。それで、千葉にいたときに図書館から10冊の本を借りてきて、ずらずらと読んだ。そんなのは、読んだくらいで判るわけ... 続きをみる

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  • 女の長電話

     わたしのケータイは電話が鳴ることは珍しい。あまり電話番号を教えていないからだ。身内でも知らないのがいる。それが突然鳴ったから、間違い電話かなと、出てみたら、懐かしい北海道の姉の声。おふくろの句集が届いたという。一年ぶりの電話だろうか。積もる話はあるが、なんと、こっちに一言も言わせず、31分35秒... 続きをみる

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  • コロナワクチンの予約でもしようか

     コロナワクチンはわたしは最後でいいとそう思ってきた。お先にどうぞと、書いた通りだ。千葉市にいたときは、まさに引越しの前に接種券が来た。だけど、もう千葉市民ではなくなるから捨てた。平塚に引っ越してから、ひと月ほどして、今度は平塚市からワクチンの接種券が来たが、放置していた。テレビで報じていたが、一... 続きをみる

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  • 大磯まで東海道を歩く

     休みの日ではない。毎日がもう休みで、寝ていてはいけないと、怠惰にならないように、自分を鼓舞してウォーキングに出る。本も持参。どこかで休み休み本も読めたら。それとお買い得な八百屋を見つけたら買うよう、エコバッグもリュックに入れている。またいい写真が撮れるかと、いろんな目的が散歩にはある。音楽も聴い... 続きをみる

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  • 新宿西口思い出横丁

     銀座と日本橋の次の日は新宿だった。緊急事態のさなかに、若者たちの集まる新宿にじじいが行くのはどうなのか。それも買い物がてらだ。  何を買いに行くのかというと、チケットショップなのだ。平塚駅までの電車の切符が安かったらまとめて買おうと思った。それと、西武新宿線の武蔵関駅で降りて、都内でも大きいオザ... 続きをみる

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  • 長谷川太先生の遺稿詩集『私は風のようであった』

     青森の文学仲間の女史から電話をいただいた。滅多に電話などないから、何事かと思った。長谷川太先生の息子さんが頼みたいことがあるとかで、懐かしい恩師の名前を久しぶりに聴いた。なんでも、仏壇の引き出しから、先生が残した詩の原稿が出てきたのだとか。それで、息子さんも定年退職したので、昭和48年に亡くなら... 続きをみる

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  • 『百歳百句』老母の句集

    百歳になる老母の書いたノートの俳句とも川柳ともいえぬ、五七五から選んで、百句を大阪の印刷屋に頼んで軽装本にしてもらったのが、百冊くる。見積もりは前々からいただいていたが、そこが安かった。他に広島などの前に頼んだところからも価格表をいただき、比較したら、大阪が一番安い。表紙はカラーで、A5判、百ペー... 続きをみる

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  • 乗り換えゲーム

     地下鉄や電車の乗り換えが歩かされる。それがいい運動になるのだが、駅によっては、階段を下りたり上ったり、エスカレーターで上下、外に出たりと、どこに連れて行くのだと案内板通りに進む。その距離1キロ近くあるときもある。乗り換え駅も地名が違う。地方から来たら、それで戸惑う。淡路町も小川町も一緒にするな。... 続きをみる

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  • 銀座日本橋に紙を買いに

     おふくろの句集が百冊、大阪の出版社から送られてきた。ソフトカバーにしたので、表紙はカラー印刷だが、どうも冊子のようで軽い本になる。百ページの本なので、薄いが、ハードカバーにはどうもできないと、安く済ませたのだが、自分で和紙のカバーを掛けたら、少しはいい雰囲気が出るかなと、古本屋時代によくやった、... 続きをみる

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  • 老後は爺っこ管理が大事

     よく言われることなのだが、老後の隠居になると、突然自由な時間ばかりとなる。何もすることがない人はどうするのか。趣味もなく、ただ寝たり起きたり。それでひとり暮らしならなおさら、話し相手がいないから、ボケが早くなる。だからペットを飼う老人も多いのは判る。わたしのような賃貸ではペットは飼えない。それで... 続きをみる

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  • 相模川

    まだ平塚に住んでひと月、街ぶらは続く。休みの日といままでは書いたが、ずっと休みだ。それがまだどうもピンとこないでいた。退職して十日以上経っているのだが、長年の習慣が抜けない。  この日は茅ケ崎との境を流れる相模川に歩いて行ってみようと、リュックサックを背中にさっそうと歩く。歩くことが老後の仕事だ。... 続きをみる

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  • 定年旅行は近場の秩父へ 2

    翌朝、宿からシャトルバスで秩父駅まで送ってもらうときに、宿の女将が宿泊客とコロナについて話していた。わたしらも聴かされた。これほど徹底して対策を講じているのに先が見えないという愚痴なのだが、本音が聞けた。どこもここも大変なのだ。それでもこの温泉はまだましなようだ。リピーターがいるようで、わたしらも... 続きをみる

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  • 定年旅行は近場の秩父へ1

    いつもそうだったが、どこどこの旅館を予約したよと、一方的に相方はわたしに告げるのだった。なんの相談もないが、それはわたしのためなので、サプライズのつもりだろうが、旅行としては外れはなかった。今回は、コロナで近場に行くことにする。秩父はいままでも何度か行っていたが、その温泉は初めてだった。  湘南新... 続きをみる

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  • 定年後のぽっかりと空いた穴を塞ぐために

    夢というのは不思議なものだ。大学に出勤していた。正門で警備員に社員証を提示しないと入れない。その社員証がない。そうだ、もう退職したのだと、夢の中でまた引き返していた。電車賃を損したと。  相方は6月には外反母趾がひどくて外科手術で3週間も入院する。それで、いまのうちにわたしに逢いたいと来た。コロナ... 続きをみる

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  • 平塚案内

     翌日は平塚の郊外にバスで出てみる。そこはわたしも行ったことがないところ。まだバス路線が分からない。それでともかく駅まで行って、駅前のバスターミナルならどこへでも行けるだろうと、歩いて19分の駅まで行った。天気はここのところずっといい。梅雨入りはまだなのか。天気予報は判然としない。  北のほうに花... 続きをみる

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  • ようこそ薔薇の街 平塚へ

    退職の日、朝帰りなのだが、交代の仲間が握手を求めてくる。淋しそうな顔に目が潤んでいた。もう、スケベ話もできないのかと。わたしのことを、仲間のじいさんは、日本人離れしていると言う。そうか? 人間離れではないのか。ゴリラに似ているとも昔は言われたし、孫たちからはトトロと言われている。そのうち地球人離れ... 続きをみる

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  • 追分

     わたしのいるところは追分という。五差路になっている複雑な道の分岐点だ。そういう住所は全国あちこちにある。二股三股の交差点は昔むかしのそのままが残っていたりする。よく見かけるのは、道しるべだ。分れ道に「右小田原 左辻堂」とか書かれている古い石が建っていたりする。  そういう分岐点の交差点に面してマ... 続きをみる

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