コロナノコロ

コロナ生活から思うこと

2021年7月のブログ記事

  • 南島小記 6

     台風の影響で定まらない日程と不安定な気分。これがまたいい。旅の日々にはこんな先が見えないときもある。NHKテレビの画面のサイドには台風情報が随時入っている。それによれば、昼で宮古島と結ぶ大橋は全部開通したとある。午後には雨と風も収まり、台風は離れて行っている。それで、市内の路線バスも運行開始した... 続きをみる

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  • 南島小記 5

     ウイークリーマンションといっても、一週間借りなくてもいい。一日でも借りられる。初めてそんなところに泊る。海外ではコンドミニアムには何度か泊まった。安いだけでなく、普通のマンションで、当然ながらキッチンに食器からなにからついていて、自炊生活ができるのだ。行ったところはレンタルバイクやボートなどを貸... 続きをみる

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  • 南島小記 4

     宿に戻ってチェックインする。若者たちがいてそれぞれが名前を名乗る。フレンドリーなのだ。どこに行ってもわたしはロートルで孫みたいな大学生たちと普通に話す。二階にベッドルームがあり冷房が効いている。一階にシャワールームとキッチンと食堂がある。その食堂にノーパソでなにやらネット閲覧している若い夫婦がい... 続きをみる

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  • 南島小記 3

     宿に戻ると、みんなして台風の話をしていた。このままでは明日の朝か今夜にでも宮古島に渡れる大橋は封鎖されるだろうと言う。それでは台風が過ぎ去るまで、この宿に閉じ込められるのか。いまのうちにと、車で宮古島へと食料の買い出しに行こうと、われわれにも宿の人が呼びかけた。この島には店がないから、長引けば食... 続きをみる

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  • 南島小記 2

     ダイビングスポットもあるが、着いたばかりで時間もないから近くの入江を聴いた。そこまで足ヒレと水中メガネなどを持って出かけるが、鬱蒼とした人も歩かない暗いジャングルみたいなところを歩いていた。入江は見つからない。展望台には蛸の大きなモニュメントがありタコ公園といった。迷ったか。それで引き返して、港... 続きをみる

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  • 南島小記1

     空港で夜明かしもいままでは何度もあった。朝一の飛行機なら、近くのホテルに泊っても移動手段がなければ間に合わない。それよりは、空港の待合所で横になれるところがあればいい。また格安航空のLCCだから、成田空港の第3ターミナルだった。そこは歩いて端のほうなのだ。がらんとして誰もいないかと思ったら、ぼち... 続きをみる

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  • 緊急事態宣言下の東京では

     その日は忙しかった。図書館に本などを返して、市役所でコロナのワクチン注射をしてから、家に戻ると、旅行に出るための用意はしていたが、明日から沖縄の先の宮古島から橋で渡った来間島に三泊する予定でいた。オリンピックも始まると賑やかになるから、その前に飛行機も宿も予約していた。  飛行機が朝一なので、平... 続きをみる

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  • ようやく第一回目のワクチン接種

     全国的にはずいぶんと進んているワクチン接種だが、いまだ混乱が続いてる。みなさん初めての経験で、試行錯誤なのだろう。ちょうどうまくゆかないのは、場所もあるし人員もある。医者の手配ができないところもあるだろうし、保管ができないところは生ものを扱うより面倒だ。どうもぎくしゃくしているのは仕方のないこと... 続きをみる

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  • いまだからこそフランクルの『夜と霧』を再読

     図書館で借りてくる本には若いときに読んで感銘を受けた本をもう一度読んでみようと思うときがある。それは、若い感受性と、老人の受け取り方はどう違うのかと、再読してみるのも自分がどう変わったかを知ることにもなる。思想的にも変わり、人生経験を重ねることで、多くの情報も得て、時代背景もあるから、人はどんど... 続きをみる

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  • 梅雨明け そして夏の開店初日

     へばりついていてしつこい梅雨前線はようやく消えてくれた。すると青空。いままでは室内に干していた洗濯物をベランダに干した。  おふくろの句集の注文はまだ来ていた。石垣島の女性から送ってほしいと。Webで見たというから、西の端からも見たという人からの電話に驚く。用意していた句集も後少し。青森から返送... 続きをみる

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  • 失明とはどんなことか

     わたしは目が弱い。他にはあまり病院にかかったりはしないのだが、眼科には縁がある。それもここ10年くらいのものだが、もともと近眼で高校生のときからメガネはかけていたが、あまり眼科に通ったということもなくずっと来ていた。  年とともに目も弱くなる。耳も遠くなりと、機能が衰退してくるのは仕方がない。8... 続きをみる

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  • 70歳を過ぎたら特典

     70歳を迎えたら、世の中が変わる。という大袈裟なものではなく、わたしも知らなかったのだが、医療面でも特別措置があるのだ。結構、知らないで、病院の窓口で言われて初めて知ったという人は多いだろう。わたしも自分は老人ではないと思っているので、そういう改定とかが新聞に載っても、見なかったかもしれない。 ... 続きをみる

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  • 平塚空襲

    夏になると戦争の話になる。平塚に引っ越して真っ先に市街を歩いて見たのが、博物館であり、まずはこの街の歴史から見た。知らない、いままで足を踏み入れたことのない街で、まさか、ここに暮らすとは思いもしなかったから、自分が住む街ぐらい知っておかないとと、図書館と博物館は向かい合っているので、そこに入って見... 続きをみる

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  • エコも片手落ち

    買物に行くかもしれないので、外出するときは、バックパックの中にエコバッグを二つ、いつも入れて歩いている。なのだが、買い物してもレジ袋がいらないと断ると困ることが起こった。それはみんながそうらしい。レジ袋はそれまではゴミ袋として使っていたのだ。一人だから大きなゴミ袋はいらない。レジ袋ぐらいが出すには... 続きをみる

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  • 梅雨の合間の青空に

    いよいよ西のほうから梅雨が明けてくる。その兆しとして7月11日の日曜だが、図書館に来ていて、新聞の束を読んでいたとき、蝉の声が聴こえた。おっ、今年初めての蝉の声。と、しばし耳を傾ける。蝉が鳴き始めたら梅雨明けだ。蝉というのは面白い習性で、雨が降ってくるとぴたりとやむ。そうして雨が上がり晴れてくると... 続きをみる

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  • おふくろの句集が新聞に載った反響から

     青森の新聞社の記者の方から何度かお電話をいただいていた。わたしがマスコミや図書館にもおふくろの百歳の記念の句集『百歳百句』を送ったからで、新聞の片隅にでも紹介してくれたらと、手紙も添えた。その記者の方は、わたしの取材を何度か前にされた方で、声で覚えている。新聞記事とおそらく同じと思うが、先にWe... 続きをみる

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  • 生命保険は必要か

     このたびの眼科のレーザー治療も手術にはなる。眼科の精算のときに窓口で、保険は掛けてありますかと、聞いてきた。掛けておりませんというと、保険でかかった費用はおりると言ってきたが、18000円では。前に青森県立病院で網膜剥離のレーザー治療をしたときは18万かかり、その3割負担でも6万円かかった。その... 続きをみる

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  • ひらつか七夕まつりは中止に

     平塚の七夕まつりは日本三大七夕まつりのひとつで、一番有名なのは仙台、次に平塚と、愛知県の一宮らしい。仙台の七夕は見たことがない。それというのも、どうしてか、東北四大祭りが、すべて8月上旬に一斉に行われるからだ。分散してやればいいのに、同じ時期に各地の夏祭りが行われる。だから青森もねぶた祭で忙しい... 続きをみる

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  • 便りのないのはいい便り

     ひらつか七夕まつりは中止になったが、先々月に相方がそれを見たいと、遊びに来ることになっていたのだが、5月から連絡がとれないでいた。メールの返信もなく、電話もない。何かあったのかと思うが、そっとしておく。外反母趾で右足の手術をするため東大病院に入院する予定が6月初旬からのはずだった。三週間の入院予... 続きをみる

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  • 空飛ぶ円盤もオカルトではなくなったのか

     ちょっと前まで、空飛ぶ円盤というと、頭がおかしいとか、オカルトと言われたものが、いまはアメリカの国防省で真面目に取り上げ、日本の自衛隊でもその対応が話し合われ、NHKのニュースでも報道される。空飛ぶ円盤なんか遠い宇宙のどこかには高度な文明が存在しているだろうが、それは地球に一番近い太陽系みたいな... 続きをみる

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  • 眼科と床屋と銭湯と

     バタバタと騒々しく一日を過ごす。それはわたしの悪い癖。ゆっくりとやればいいのに、思い立ったらそれを一日でやってしまう。  平塚市に引っ越して、またしていないことがあった。それを今日しなければならないということもないが、たまたま一気呵成に勢いでしてしまう。  まずは近くの眼科に行くこと。それまでは... 続きをみる

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  • いつからかネズミとゴキブリと蚊を見ない

     いま暮らしているマンションにはネズミとゴキブリと蚊がいない。鉄筋の建物で上の階なら、ネズミは入れず、蚊は上がってこれないのだろうか。エレベーターに乗っても蚊はボタンを押せないから。鉄筋の建物でもネズミは見た。一昨年までわたしが勤めていた銀座の古いビルだが、早朝の巡回で一階の裏のゴミ置き場に行くと... 続きをみる

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  • 平塚にも水害で避難勧告

     旅行から帰ってきたとき何も知らずに、平塚の駅前に立つと、大雨だった。駅弁が買えなかったので、駅前のドラッグストアもいまは弁当まで売っているのを思い出して、寄ってみた。半額に値下げしたのがひとつだけ残っていた。マンションに帰っても、冷蔵庫は空にしてきたので、晩飯は買わないと。それにしてもすごい雨だ... 続きをみる

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  • 東北返路 5

     旅行最終日の四日目だが、雨。毎日降っている。小雨か霧雨だから傘はいらない。帰りはフリー切符は夜中の12時まで平塚に戻ればいいので、気持ちの余裕はある。ホステルは起きたらさっさと出てくる。宮古駅の待合室で朝のコーヒーとパンを齧る。お土産もキオスクで買う。えび煎餅一箱。滅多に土産は買わないが、それも... 続きをみる

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  • 東北返路 4

     宿では朝食がついた。宿の女主人が案内してくれた裏口の別棟は夜はカラオケスナックになる同じ経営なのだが、そこで朝飯の日本の定食。他に3人くらいの若い男が泊まっていた。小雨で傘をさして、石巻の市内を歩く。商店街にはここまで津波が来ましたと看板があちこちにある。商店街でもわたしの胸まで水没したので、一... 続きをみる

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  • 東北返路 3

     双葉町から普通列車で、今度は原ノ町まで行く。そこも9年前に来ていた。3,11の翌年で、南相馬市の人口が半分になり、市の原発寄りが避難区域にされて住民が移住を余儀なくされた。わたしが旅したときはまだガードレールが津波で飴のようになっていたり、川に車が落ち込んでいた。  鈍行に乗っていたら、誰も乗客... 続きをみる

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  • 東北返路 2

     朝風呂に入るが、残念ながら水平線から昇る朝日は見られなかった。雨ではないがどんより。朝飯のパンとヨーグルト、コーヒーと部屋で味気ないが仕方ない。ホテルのシャトルバスがあったので駅まで送ってもらう。わたしの他に一人だけ。  今日の泊りは宮城県の石巻だった。その途中下車するところをグーグルマップで探... 続きをみる

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  • 東北返路 1

     東北に旅行に行く。なんだかおかしい。まるで自分のふるさとに向かって帰るような旅なのだ。それでも今回は三泊四日で、大人の休日倶楽部の四日間のフリー切符を買って、東日本JRが新幹線も乗り放題で15000円と、年に何回か期間設定して発売される。前はミドルコースでそれで随分と旅した。いまはシニアになると... 続きをみる

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  • オリンピックの意味

     オリンピック批判がコロナで初めて出てきた。何もなければそれほど中止と騒ぐこともなく、なんのためにするのかという意義まで問われることもない。そう息巻く人は、わたしと同じ、スポーツに興味のない人だろう。どうでもいい。プロ野球もサッカーも同じで高校野球も見ないから、別にやってもやらなくてもどっちでもい... 続きをみる

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  • 果実はなぜかくも高くなったのか

     さくらんぼが食いたい。だけど、高くて買えない。別に食べたかったら買えばいのだ。が、なんだか、青森にいた時と比べたら、手のひらに少しで300円もしたら、ばかばかしくて買う勇気がないのだ。青森県は山形県に次いでさくらんぼの生産量を誇っていた。いまはどうか。三戸にはよくさくらんぼ狩りに家族で行った。木... 続きをみる

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  • 実数は誰にも解らない

    われわれは社会の中で嘘の数字に囲まれている。統計の嘘というのは、戦前の大本営発表と同じで、政治に都合のいい数字だけが発表される。わたしはNHKの世論調査もばかばかしいと信じない。いつも同じ質問で、それ以外の回答は求めないからだ。選択するという段階から、少数派は切り捨てられている。人の気持ちが五つの... 続きをみる

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