コロナノコロ

コロナ生活から思うこと

2020年11月のブログ記事

  • ウォーキング

     ただ歩くということが、こんなにも意識的にするということはいままでなかった。歩くことと、自転車で走ることは嫌いではない。運動が嫌いなので、移動するただの散歩となれば、いつもしていることで負担には思わない。  いつだったか、遠くまで買い物してみようと、歩いたはいいが、あまりにも歩きすぎて、帰りはへた... 続きをみる

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  • 青森からりんごが送られてきた

     三日に一遍手紙を青森の施設にいるおふくろに書いている。そこにりんごのことを書いた。東京はりんごが高いと。前にスーパーで、四個がパックに入って300円とあったので、これかは安いと飛びついたら、それは一個の値段で驚いた。いつからりんごは高級品になったのだ。梨もそうだ。庶民の果実でなくなる。普通に一個... 続きをみる

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  • アナログ老人たちは社会から切り捨てられる

    毎日のようにスマホとパソコンと喧嘩している。短気なわたしは、いつもイライラカッカと、スマホをいじくっては一人怒っている。まずは、触ってもいないのに、アプリが起動して立ち上がる。おい、おまえには用はないんだ、勝手に出るなと、消している。そうかと思えば、やたらと広告が出てくる。うるさーいと、モグラ叩き... 続きをみる

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  • じじ、フィットネスクラブに通う

     内科の医者から食事と運動と、糖尿病予備軍のわたしは診察のたびに脅かされてきた。怖い医者ほどありがたいものはない。叱るくらいでちょうどいい。怠けたかどうか、毎回の血液検査ですぐバレる。今回は、会社の健康診断からも、腎臓の再検査と手紙が来た。それを持って、今週は九段の内科受診だ。腎臓と言われたことは... 続きをみる

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  • 世田谷に紅葉スポットを探して

     仕事明けにまたふらふらとどこへ行こうかと、徘徊老人になり、都内散策。都心の紅葉スポットとスマホで調べてみたら、いろいろとあるが、行ったところばかり。それでは近場で行っていないところはと、見たら、世田谷の等々力渓谷と九品仏が出てきた。そこは一度行ってみたかった。職場の学校の正門を出ると、青山通りを... 続きをみる

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  • 海と読書と音楽と

    天気がよければ、自転車で、15分で行くいなげの浜か検見川の浜に行く。幕張の浜と繋げたら、何キロもある長い日本で最初の人工の砂浜が続いている。その隣接する海浜公園もいい。ここのところは温かい。シャンバーはいらない。休みの日は昼前から出かけた。昼飯も買ってゆこうと、途中の小さなスーパーに寄ってゆく。ド... 続きをみる

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  • 若年性痴ほう症で亡くなった従弟

     相方の脳内検査はどうなったか心配だ。そのことで、死んだ従弟のことを思い出した。末の叔父の次男だった。東京で学生生活を送り、コンピュータの会社に就職した。わたしとは小さいときによく遊んだが、年は5歳離れているので、そんなに仲良く遊んだ記憶はない。どちらかというと、彼の兄とは3歳違いなので、親しかっ... 続きをみる

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  • 子供のころの感染症

     わたしの子供のころは、伝染病は随分と普通に周囲にあって、マスクもしないで、手洗いなんかもした記憶がなかった。現代のほうが、その意味では神経質で、コロナでも完璧な対応をしている。  わたしの子供のときだから、60年くらい前には、結核もその辺にいくらでもあった。予防注射は、学校に上がるときに、疱瘡の... 続きをみる

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  • 入れ歯で噛める幸せ

     寝ても寝ても眠いのは、眠りの森の老人みたいな。ゆうべは仕事で泊まりだったが、日曜日で誰もいないし、来るのは業者だけで、夜はさっさと施錠確認して寝てしまう。夜中に電話で起こされて、取ろうとしたら切れた。間違い電話だろう。学校に夜中の電話があるはずがない。それでまた寝られない。夜中は渋谷が近いからパ... 続きをみる

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  • シチューにカツを求める

     食欲がないとは言っていられない。栄養が足りなくなるし、カロリーも必要だ。体重は少しずつ減ってきてはいるが、働いてもいるから体力もいる。何かふらふらと具合が悪い。体のどこかが、いかれてきたような。コロナの時代にそれでは病気にも負ける。精神的に弱っているのが免疫力を低下させるのだ。このままでは本当に... 続きをみる

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  • 多国籍国家日本へ

     うちに連れ子も入れて5人の子供らがいたときは、みんなに、結婚するときは、外国人とだぞと、よく話した。長男はアメリカへ。次男はヨーロッパへ。三男は中国へ。四男はオーストラリアへ。娘はアフリカの酋長の息子と結婚させると、みんな五大陸の現地の人と結婚させて、向こうで暮らさせる。わたしは、子供らを訪ねて... 続きをみる

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  • 君は子供のように動物園ではしゃぐ

    相方はまだ次の仕事に就いていなかった。千代田区の指定された駆け込みマンションで生活して半月が経っていた。東大病院の検査も今度は二回目になる。何か、いい方向に向かっている。  そんな中、置き忘れた冷蔵庫の刺身を取りに行くというので、せっかくまた来るならと、千葉市の動物公園に行こうかと誘う。わたしも休... 続きをみる

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  • ハンモックの懐郷

     先日、久しぶりにスーパー銭湯のテラスでハンモックに揺られた。わたしはハンモックに特別な感情を持っている。何か郷愁を感ずるのだ。  古本屋時代に、本と一緒に宅買いに行ったとき、めぼしい家財で売り物になるものも買ってきたが、その中にハンモックがあった。古本倉庫にハンモックを張って、昼寝でもしようかと... 続きをみる

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  • 精神科受診

     相方は最近、デトックスという言葉を頻繁に使う。解毒するということで、体内から悪いものを出すことだ。それは、精神的なものも含めると、相方の悪い人格を叩き出さないといけない。差別的で傲慢な人格を追い出したら、本当の面倒見のいい優しい女が残ればいい。  相方と一週間ぶりで会ったら、先日、受診したことを... 続きをみる

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  • 着かず離れず

     相方のことが心配なのは変わらない。連絡がつかないでいた。それはスマホの電源をわざと落としているからだ。おかしい人で、スマホが乗っ取られたと、いつものように騒いでいるが、どうしようもない。電話をしたが繋がらないと、向こうから電話がくる。温泉に行きたいと言ってきた。声は明るく、正常な人に戻っていた。... 続きをみる

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  • 吉行淳之介の『原色の街』へ

     勤務明けは毎度、寄り道してゆく。街ぶらという小さな旅をする。この日はどこに行こうかと、いつもスマホでグーグルマップを開いて、都内の地図を眺める。通勤で使っている地下鉄や電車の途中下車か沿線で考える。すると、曳舟が浮かんだ。去年の3月まで隅田のオフィスビルとタワーマンションの警備をしていたとき、曳... 続きをみる

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  • 古本世界から遠ざかり

    テレビで読書週間だから、神保町の古書街を取り上げていた。知っている古書店主が出ていた。コロナで古書店の経営も苦しいとか。普段でも暇な古書店は、コロナでますます客が来ない。大学もしばらく休み、リモートでやられたり、この半年は痛手であったろう。  何か他人事のような古本屋の話を聞いても、わたしはもう古... 続きをみる

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  • 千葉は無縁の土地ではなかった

     千葉に引っ越してきたときは、海の近くがいいと、漠然と考えて、部屋を探しにきた。いままでは都民が長く、かつては横浜でも若いときは暮らしたので神奈川県民であったときもあった。千葉県民になるのは初めてだった。千葉県は縁のない土地ではないと、思い返せばそうなのだ。まず、戦前に、親父が若かったとき、千葉に... 続きをみる

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  • 図書館からの冤罪

     図書館に本を返しに行ったら、うっかりして月曜日で休みだった。それで、外のブックポストに返してきたのが、三日前だった。また図書館に本を借りに行ったら、1冊返却されていないと窓口で言われる。そんなはずはない、ちゃんと10冊いつも確認して返している。家にありませんかと聞かれる。部屋にはない。そんな広い... 続きをみる

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  • 入院試験

     私立の付属小学校では、いまが入学試験の真っ最中だ。早いと思うが、そんなものなのだろう。倍率は4倍以上と、結構狭き門なのだ。幼稚園もあるが、それはお受験と言われていた。うちの学校も初等部では都内の御三家に入るようで、芸能人の子供らが入っていて、人気があるところと言われる。それで、試験は何日かに渡っ... 続きをみる

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  • 乗客の研究

    今朝は運がよかった。稲毛駅からずっと総武線快速に座ってこれた。曜日も関係はありそうだ。月曜日はどうしても混む。最近では水曜日の勤務が午前中とか、働き方改革で、減らしているので、午後は空くとか、曜日と時間帯で電車の込み具合は変わってくる。  わたしの通勤ルートは、稲毛から快速で、稲毛→津田沼→船橋→... 続きをみる

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  • 相貌失認だろうか

     人の顔が覚えられない。学校で働くようになり、一年が過ぎた。だのに、先生たち60人と事務や給食、清掃さんらスタッフ40人の顔と名前が半分も覚えられない。鍵を貸し出す仕事をしているから、受付に顔を出したら、理科の先生、図工の先生と鍵をそっと出すのが本当なのだろうが、そのたびに聴いて、相手から知らない... 続きをみる

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  • ふりまわされてどっちだ

     目隠しされて、ぐるぐると体を回されて、方向感覚をなくする遊びがある。カイヨワが遊びの定義をしている。昔習った社会学のテキストには、眩暈というふりまわされる遊びのことが書かれていた。それは遊園地で体験できるが、いまの自分は相方といて、それが毎日体験できている。あれでもない、これでもない、どっちなん... 続きをみる

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  • ショッピングセンターという居場所

    青森から、同人誌が送られてきた。わたしも短編小説を出した。エッセイと小説を仲間たちが書いていたのをじっくりと読み、合評会が月中にあるが、出られないので、感想はメールで送った。  その同人誌の仲間たちはわたしと年が近い人ばかりだが、老後の身の置き場のことを書いている。カメラの好きな川柳人は、自転車で... 続きをみる

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  • 新東京物語

    原節子と笠智衆が主役で戦後公開された小津監督の映画「東京物語」は心に残る。そのリメイク版で、何年か前に橋爪功と吉行和子で山田洋次監督作品の映画があって、それも見たがよかった。尾道から東京にいる三人の娘息子たちの顔を見に、遊びにきた両親の苦難を描いた作品だ。親子の関係図は、現代でもどこにもある話だが... 続きをみる

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  • 急転直下

     「Tちゃんと一緒におる」と、関西弁で電話が来る。子供のようなそのひと言で、わたしの気持ちは揺らいだ。相方からはよく電話が来るのは、千代田区のマンションから引っ越してからだが、いま、どこにいるのかわたしには教えない。電話で、どこで暮らしているの? 上野公園?」向こうは笑う。「ダンボール生活をしてい... 続きをみる

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  • 引っ越し完了

     どうなるかと心配していた千代田区のマンションだが、相方の娘をどついて、動いてもらったら、やはり早いが、なんら連絡がない。そこが若いということだ。こちらも予定で動いている。そっちの状況も随時メールで教えてくれないと、齟齬がある。わたしは娘に予定を教えた。30日に管理会社の引き渡し立ち合いがあるから... 続きをみる

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  • この世に客に来たと思えば

     わたしは霊魂不滅とか輪廻転生だとかは信じないが、伊達政宗が言った名言「この世に客に来たと思えば」と、お客さんで遊びに来たぐらいの軽い気持ちが好きなのだ。現世にすがることもない。無限に世界があって、われわれがいまいるのがほんの一部に過ぎないとは、うちの浄土真宗の阿弥陀様がおられるところまで十万億土... 続きをみる

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  • 千葉逍遥 谷津バラ園と干潟

     テレビで見たのか、谷津バラ園がいまが見所と。ところで、バラなんか初夏に咲くものではなかったのか。秋にも満開とは。年に二回あるというのか。そういえば、千駄木で暮らしていた5年くらい前に、相方と自転車で旧古河庭園のバラを見に行ったことがある。洋館と池までの斜面にバラ園が満開で、いままでもあちこちのバ... 続きをみる

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  • 図書館デー

     10月4日は古書の日だった。古という字は分解すれば十〇に見える。それとこしょと4なのだとか。読書週間もあり、読書の秋なのだが、図書館デーというのがない。ネットで調べたら、4月30日が図書館記念日と出た。だけど別に何をするというのでもなく、きっと多くの人が知らない。本を愛する人に贈ろうというサンジ... 続きをみる

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