コロナノコロ

コロナ生活から思うこと

2021年6月のブログ記事

  • シベリアの収容所にいた父から聴いた話

    前にも内村剛介の本は読んだが、『生き急ぐ』というシベリアの収容所にいたときの回顧録も断片的にどこかで読んでいた。それを図書館で借りてきて読んでいたら、親父から聴いたライチハの捕虜収容所のことが書かれていたので、親父が生前にあまり語らない人であったが、昭和20年から23年まで3年間、強制収容されたラ... 続きをみる

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  • 辻堂とはどんなところか

     先日は大磯に行ったが、今度は逆方向の辻堂に行ってみようと、久しぶりの駅に行く。駅のみどりの窓口で、来週行く旅行だが、いわき市までの特急の指定券だけ取りにゆく。たぶん、がらがらだろうが、万が一、みんな大人の休日倶楽部のフリー切符を手にしたおじさんやおばさんで満席ということにでもなれば、全席指定では... 続きをみる

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  • ハンセン病にかかわって

     ハンセン病と数日前の新聞やテレビで報じていた。いまごろ何か。患者の解剖資料などが廃棄されているという。それはわたしも聴いたことがある。前からあったことだ。いまごろそれが問題になっている。  ハンセン病と言っても、うの息子たちは、「それって何?」と知らない。相方も知らなかった。若い人たちにはもはや... 続きをみる

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  • 緊張緩和 仕事病からの快復

    太極拳を習い始めたのは、自分のスピードを落とすためだった。何故か、昔からそうなのだが、生き急ぐ。どうして人より先に出なければならないのか。通勤で歩いていても、前の人を抜きたがる。まさに都会での競争に巻き込まれていた。別に余生なのだから、そんなに急いでどこへ行く。あの世が終点だから、急いで行く必要も... 続きをみる

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  • 貧乏な古本屋

     時折見る夢は古本屋が多い。現在の夢はほとんど見ない。どれも青森が舞台で、古本屋に行ってみると、息子がいまだ仕事をしているという設定。思えば30数年間もかかわってきたので、人生で一番長く働いた。  長くやってきたとはいえ、商売としては下流だった。資金のない状態が続き、なんとか子供五人を育てて、家の... 続きをみる

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  • なぎさプロムナード

     平塚駅の南口から直線で伸びる道路がなぎさプロムナードという。こぶりの松並木のある海へと伸びる道という雰囲気が好きだ。日本の道百選にどうして取り上げられなかったのか。それはまだ道が整備されて新しいからだろう。  平塚は駅の北口は賑わっているが、反対側南口はどこの駅もそうだが、裏口みたいに静かだ。そ... 続きをみる

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  • 大磯町文学歴史散策

     隣町の大磯に買い物に自転車で行ってみる。端っこなら平塚から4キロぐらいだから、この前のように歩いても行けるが、今回は平塚の西のほうまで走って、文学と歴史散策もしてみようと、午前中から出かけた。  国道1号線を走って大磯の町に入る。小さなスーパーがあったので、そこで昼飯のパンとドリンクも買って、ど... 続きをみる

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  • なぜ旅に出なければいけないのか

     シルバー人材センターはわたしの思っていた勤務スタイルとは違っていた。そこの趣旨からかなりズレてきている。余暇を利用して老人に社会参加させて生き甲斐を見つけさせるというものから、普通の勤務スタイルになってきている。好きな時間にいつでも働けるというものではなかった。それは相手があることだから仕方がな... 続きをみる

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  • 老後の設計

    老後の設計は30歳のときから立ててきた。老後は南の島で暮らそうなと、女房に行ったら、「あなた一人で行きなさい」と、単身赴任しろというような冷たい言い方。女子供は、そんなコンビニもスーパーも、電気もないところで暮らせるかと、そのころは、何かあるとヤップ島で暮らすぞとよく話していた。ヤップはいまから5... 続きをみる

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  • シルバー人材センターへ

     引っ越してから、決めたことは次々に実行に移している。予定通りで、これからの隠居をどう楽しくするかということのひとつが、アルバイトなのだ。年金だけでも喰えるが、旅行資金もあるが、小遣い稼ぎもしなければ。  いまは、つきあいを断っているから、そんなに交際費はかからないが、青森にいたら、そうはゆかない... 続きをみる

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  • 住みやすい街のサイズ

     古代ギリシャでは、国の大きさは、広場に政治家が立って演説し、声が届くくらいの人口が五千人ぐらいとプラトンの国家論に書かれていたように思うが、間違っていたらごめんなさい。  いま、平塚で暮らして、なんとなく住み心地がいい。田舎で生まれ育ったわたしだから、都会よりは平塚のほうが息が詰まらなくていい。... 続きをみる

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  • 宇宙恐怖症

     誰も普段はこんなことは考えて生活していないが、わたしはふと、夜空を見上げて、無限という不思議の中に生かされていることを怖いと思うのだ。それに気づいてからは、そのことを考えると発狂しそうになる。宇宙はどこまであるのか。科学者たちは、宇宙の果てに行けば、また元に戻るというメビウスの輪のような空間を計... 続きをみる

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  • 土曜日は太極拳

     毎週、土曜日の午後は太極拳の稽古日となる。毎日が日曜日だったのが予定が入る。これからは老後の空白を予定で埋めてゆく。  場所は、先日のように近くの総合体育館ではなく、三か所でやるようで、ころころと変わるのだ。今度の場所は歩いたら少し遠いか。バスでは分からないので、自転車で出かける。上履きのスニー... 続きをみる

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  • 冷蔵庫にはいつもチーズ

     いつからチーズが好きになったのだろう。子供のときは臭くて食べられなかった。いまのチーズは臭いを抑えて食べやすくしているが、外国産の臭いチーズのほうがわたしは好きなのだ。なんでも食品は加工されて、いまや納豆まで臭わないというものが出て、あの臭いがたまらないのにと、納豆好きは、臭わない納豆なんか食べ... 続きをみる

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  • 今日鎌倉に行ってきました

     東京からなら鎌倉も日帰りはできるが、少し遠い。平塚からなら何十分もかからない。今度から、いろんな花の時期に来てみよう。それで、引っ越して初めて鎌倉に行ってみる。♪今日鎌倉に行ってきました と、歌が口から出た。誰の歌だったか、さだまさしの縁切寺か。歌の歌詞と同じく北鎌倉から源氏山と、あの日と同じ道... 続きをみる

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  • 茅ケ崎まで自転車で

    歩いてゆける範囲は平塚ではほとんど行き尽くした。いよいよ自転車の出番だ。先日も越してきて初めてひと月ぶりで自転車に乗った。錆びてきていたので、油をさした。グリーン色のロードバイクだが、5年目になる。乗り潰そうと思う。  この日は隣町の茅ケ崎市のスーパー銭湯に行ってみる。前に相方と二人で行ったのは茅... 続きをみる

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  • 犬も歩けば文学散歩

     東京は30度越えて真夏日という。湘南はいくぶん涼しいがそれでも27度。部屋は熱気が籠っている。ベランダより窓がないからだ。それで、風の通りを作るため、ドアを少しだけ開けておく。それでもエアコンはまだ使っていない。扇風機だけ。  部屋にいたら汗ばかりなので、ペットボトルにお茶を詰めて、シートも持っ... 続きをみる

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  • ようやくパドルボードがやってきた

    ネットでパドルボードを注文してからひと月半で、なかなか配達されないので、しびれを切らして、アマゾンの販売元の書き込みに、大丈夫ですか、心配ですと、ひと月半も来ないのは、中国からだから仕方がないとしても、それにしてもあまりにも時間がかりすぎる苦情を書き込んだ。すると、アマゾン側から、そういう苦情は書... 続きをみる

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  • 太極拳教室へ

     スポーツジムには千葉にいたときは、一週間に三回は通っていた。それを引っ越してからは別の運動をしようと、普段は考えたこともない太極拳をしてみたいと、突然思いついた。誰に聴いたわけでもない。それで、千葉にいたときに図書館から10冊の本を借りてきて、ずらずらと読んだ。そんなのは、読んだくらいで判るわけ... 続きをみる

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  • 女の長電話

     わたしのケータイは電話が鳴ることは珍しい。あまり電話番号を教えていないからだ。身内でも知らないのがいる。それが突然鳴ったから、間違い電話かなと、出てみたら、懐かしい北海道の姉の声。おふくろの句集が届いたという。一年ぶりの電話だろうか。積もる話はあるが、なんと、こっちに一言も言わせず、31分35秒... 続きをみる

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  • コロナワクチンの予約でもしようか

     コロナワクチンはわたしは最後でいいとそう思ってきた。お先にどうぞと、書いた通りだ。千葉市にいたときは、まさに引越しの前に接種券が来た。だけど、もう千葉市民ではなくなるから捨てた。平塚に引っ越してから、ひと月ほどして、今度は平塚市からワクチンの接種券が来たが、放置していた。テレビで報じていたが、一... 続きをみる

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  • 大磯まで東海道を歩く

     休みの日ではない。毎日がもう休みで、寝ていてはいけないと、怠惰にならないように、自分を鼓舞してウォーキングに出る。本も持参。どこかで休み休み本も読めたら。それとお買い得な八百屋を見つけたら買うよう、エコバッグもリュックに入れている。またいい写真が撮れるかと、いろんな目的が散歩にはある。音楽も聴い... 続きをみる

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  • 新宿西口思い出横丁

     銀座と日本橋の次の日は新宿だった。緊急事態のさなかに、若者たちの集まる新宿にじじいが行くのはどうなのか。それも買い物がてらだ。  何を買いに行くのかというと、チケットショップなのだ。平塚駅までの電車の切符が安かったらまとめて買おうと思った。それと、西武新宿線の武蔵関駅で降りて、都内でも大きいオザ... 続きをみる

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  • 長谷川太先生の遺稿詩集『私は風のようであった』

     青森の文学仲間の女史から電話をいただいた。滅多に電話などないから、何事かと思った。長谷川太先生の息子さんが頼みたいことがあるとかで、懐かしい恩師の名前を久しぶりに聴いた。なんでも、仏壇の引き出しから、先生が残した詩の原稿が出てきたのだとか。それで、息子さんも定年退職したので、昭和48年に亡くなら... 続きをみる

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  • 『百歳百句』老母の句集

    百歳になる老母の書いたノートの俳句とも川柳ともいえぬ、五七五から選んで、百句を大阪の印刷屋に頼んで軽装本にしてもらったのが、百冊くる。見積もりは前々からいただいていたが、そこが安かった。他に広島などの前に頼んだところからも価格表をいただき、比較したら、大阪が一番安い。表紙はカラーで、A5判、百ペー... 続きをみる

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  • 乗り換えゲーム

     地下鉄や電車の乗り換えが歩かされる。それがいい運動になるのだが、駅によっては、階段を下りたり上ったり、エスカレーターで上下、外に出たりと、どこに連れて行くのだと案内板通りに進む。その距離1キロ近くあるときもある。乗り換え駅も地名が違う。地方から来たら、それで戸惑う。淡路町も小川町も一緒にするな。... 続きをみる

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  • 銀座日本橋に紙を買いに

     おふくろの句集が百冊、大阪の出版社から送られてきた。ソフトカバーにしたので、表紙はカラー印刷だが、どうも冊子のようで軽い本になる。百ページの本なので、薄いが、ハードカバーにはどうもできないと、安く済ませたのだが、自分で和紙のカバーを掛けたら、少しはいい雰囲気が出るかなと、古本屋時代によくやった、... 続きをみる

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  • 老後は爺っこ管理が大事

     よく言われることなのだが、老後の隠居になると、突然自由な時間ばかりとなる。何もすることがない人はどうするのか。趣味もなく、ただ寝たり起きたり。それでひとり暮らしならなおさら、話し相手がいないから、ボケが早くなる。だからペットを飼う老人も多いのは判る。わたしのような賃貸ではペットは飼えない。それで... 続きをみる

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  • 相模川

    まだ平塚に住んでひと月、街ぶらは続く。休みの日といままでは書いたが、ずっと休みだ。それがまだどうもピンとこないでいた。退職して十日以上経っているのだが、長年の習慣が抜けない。  この日は茅ケ崎との境を流れる相模川に歩いて行ってみようと、リュックサックを背中にさっそうと歩く。歩くことが老後の仕事だ。... 続きをみる

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  • 定年旅行は近場の秩父へ 2

    翌朝、宿からシャトルバスで秩父駅まで送ってもらうときに、宿の女将が宿泊客とコロナについて話していた。わたしらも聴かされた。これほど徹底して対策を講じているのに先が見えないという愚痴なのだが、本音が聞けた。どこもここも大変なのだ。それでもこの温泉はまだましなようだ。リピーターがいるようで、わたしらも... 続きをみる

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