コロナノコロ

コロナ生活から思うこと

2021年5月のブログ記事

  • 定年旅行は近場の秩父へ1

    いつもそうだったが、どこどこの旅館を予約したよと、一方的に相方はわたしに告げるのだった。なんの相談もないが、それはわたしのためなので、サプライズのつもりだろうが、旅行としては外れはなかった。今回は、コロナで近場に行くことにする。秩父はいままでも何度か行っていたが、その温泉は初めてだった。  湘南新... 続きをみる

    nice! 4
  • 定年後のぽっかりと空いた穴を塞ぐために

    夢というのは不思議なものだ。大学に出勤していた。正門で警備員に社員証を提示しないと入れない。その社員証がない。そうだ、もう退職したのだと、夢の中でまた引き返していた。電車賃を損したと。  相方は6月には外反母趾がひどくて外科手術で3週間も入院する。それで、いまのうちにわたしに逢いたいと来た。コロナ... 続きをみる

    nice! 1
  • 平塚案内

     翌日は平塚の郊外にバスで出てみる。そこはわたしも行ったことがないところ。まだバス路線が分からない。それでともかく駅まで行って、駅前のバスターミナルならどこへでも行けるだろうと、歩いて19分の駅まで行った。天気はここのところずっといい。梅雨入りはまだなのか。天気予報は判然としない。  北のほうに花... 続きをみる

    nice! 1
  • ようこそ薔薇の街 平塚へ

    退職の日、朝帰りなのだが、交代の仲間が握手を求めてくる。淋しそうな顔に目が潤んでいた。もう、スケベ話もできないのかと。わたしのことを、仲間のじいさんは、日本人離れしていると言う。そうか? 人間離れではないのか。ゴリラに似ているとも昔は言われたし、孫たちからはトトロと言われている。そのうち地球人離れ... 続きをみる

    nice! 3
  • 追分

     わたしのいるところは追分という。五差路になっている複雑な道の分岐点だ。そういう住所は全国あちこちにある。二股三股の交差点は昔むかしのそのままが残っていたりする。よく見かけるのは、道しるべだ。分れ道に「右小田原 左辻堂」とか書かれている古い石が建っていたりする。  そういう分岐点の交差点に面してマ... 続きをみる

    nice! 3
  • 星と虹を追いかけていたころ

    小学生のときに、学校で習った星座のことで、空を見上げると、そこが宇宙なんだと改めて思わせた。それまでは、意識することなく、星なんか天の穴ぐらいに思っていたろう。それが形があり、毎日毎時間移動して刻々と変わってゆくのが面白いと、暗くなって外に出ると、近所の友達と急に星を追いかけたときがあった。そのと... 続きをみる

    nice! 1
  • 梅雨入りなのかどうなのか

    西日本は二週間早く梅雨入りしたと、それが、これを書いている19日には伊豆まで梅雨入りが迫っていた。関東も後少しと今年は異様に早い。もう紫陽花も咲いていた。例年であれば6月の第一週が梅雨入りのようだ。それはわたしの誕生日が実にその日なので、雨男と言われてもいい。好きな花は紫陽花と、昔から雨は嫌いでは... 続きをみる

    nice! 1
  • 自撮りはしなくなった

    自撮りがいまは普通になったが、いまから15年前までは、それは恥ずかしいと、わたしは人が見ていないときに、片手にデジカメを持って、自分を風景の片隅に必ず入れて撮っていた。それを旅行から帰ってから、息子に見せたら笑うこと。どの写真にも、ひょっこりはんのように、ちらりとわたしの顔が出てくるのが可笑しいと... 続きをみる

    nice! 2
  • 教会に通っていたころ

    このブログが公開されるときは、もう仕事は辞めて、わたしは大学の門を潜ると、二度と入れなくなる。制服もきちんと畳んで袋に入れて返した。保険証と身分証は月末まで在籍があるから、それは本部へ郵送する。月末まで有給休暇で埋めている。全部残りを使い果たして辞める。  それで、最後の学校の巡回で、いつものよう... 続きをみる

    nice! 2
  • すったもんだ

    最後の勤務を明日に控えていたとき、LINEに職場の先輩からメッセージが入っていた。現場研修中の62歳のJR退職者が、わたしの代わりに新人として入ってきたのが、いきなり電話でキャンセルすると辞めたのだ。それで、わたしにすまないが、次が見つかるまで勤務を続けてほしいと。なんだって、PK戦か。それも致し... 続きをみる

    nice! 2
  • 禁酒時代

     酒は提供しないことと、コロナの緊急事態宣言下ではまるで禁酒時代が来たかのようだ。日本では近代ではそういう時代はなかった。海外では、制限されているのは普通にいまもある。イスラムの国では禁酒だ。旅行に行ったら、それでもどこかで売っていた。外国人が買うのか、酒ばかり売っている店が必ず裏通りなどにあって... 続きをみる

    nice! 2
  • ワクチン騒動

     ワクチンは最初は混乱するのではないかと思っていたら、案の定だ。そんなことぐらい予測ができたはずではないのか。そのための準備期間もないのが原因なのだが、ワクチンを確保するのがあまりにも遅い。そのことで、日本の世界での立場がよく解る。感染者が少ないということもある。それだから、もっとひどい国が優先と... 続きをみる

    nice! 1
  • 休日のルーティン

     どこで暮らしても、わたしの行動パターンは同じようだ。休日になると、天気がよくて用事がないと、することは同じで、散歩と買い物と決まっている。  この日は、引っ越して初めて、海に行ってみる。うちのマンションの前の道路をずっと一直線に南下すれば、グーグルマップでは海に至るとある。前に稲毛で暮らしたとき... 続きをみる

    nice! 4
  • 都心の遠足

     勤めている学校の遠足がまた今年も中止になる。子供たちはせっかく楽しみにしていたのに、可哀想。運動会も去年はやったのか。学校のすべての行事が中止になり、きっと夏休みでも旅行には行けないし、お祭りは中止で、つまらないだろうな。  都会の子たちはどんなところに遠足に行くのかと興味があった。バスで行くの... 続きをみる

    nice! 2
  • 如何に孫に無関心

     仲間のみんなに聴いてみたい。みんな孫とのかかわりはどうしているのかと。わたしのように、孫も可愛いと、小さいときはあちこちに連れて行って、遊んでやったりしたが、だんだんと大きくなってくると、可愛いという気持ちより、一緒にじじと遊ばなくなるから、いつしか足が遠のく。小さいうちなのだろうか。それでも、... 続きをみる

    nice! 1
  • パープル色のアコースティックギター

     よせばいいのに、またギターを衝動買いする。それもネットで見た6千円もしない安物で、初心者向けのアコースティックギターだ。色は思い切ってパープルにしてみた。どうせ、玩具のようなものだ。  若いときはクラシックギターを独学していた。中学のときに親父からクリスマスプレゼントとして買ってもらう。NHKの... 続きをみる

    nice! 2
  • 土曜の午後は池袋で

     緊急事態宣言下の池袋に、買い物に出る。相方も一緒で、池袋に新しいショッピングゾーンが出来たという。東池袋だから、サンシャインの近くだ。ついでに買い物と食事でもしてゆこうと、久しぶりというか一年以上も来たことのない池袋に地下鉄で降りた。新宿にもバスタには行くが、街には用がない。人混みはどうも嫌いで... 続きをみる

    nice! 2
  • 平塚買い物散歩

    まだ平塚に足がついていないのは、引っ越して何日も経っていないからだ。ひとつの市でも広いから、まだ見ていないところはいくらでもある。これからじっくりと歩けるところは歩いて、自転車でゆけるところとバスで行けるところと、平塚を見極めたい。  この日の休みは、駅から東にあるOSC湘南シティというショッピン... 続きをみる

    nice! 2
  • 仕事を辞めたら名刺を作る

     何かの本でリタイヤしたら名刺を作ろうということが書かれていた。それまでは営業、これからは自分を売り込む。そういうわけではないが、久しぶりに名刺をネットで頼んだ。いまは、スマホから簡単に名刺が注文できる。そこの会社のアプリをダウンロードして、デザインのテンプレートから選んではめてゆくだけ。わたしの... 続きをみる

    nice! 3
  • 面倒くさ

     引っ越してから、やることは山とある。連休が挟んだから、役所はどこも休みで、ようやく連休が明けた日の仕事休みに、市役所に出かける。東京都にいたときは、マイナンバーカードがあれば、転入の書類は書かなくてもいいと、千葉市でも簡単に終わったのに、平塚市では、転入の書類を書かせられた。自治体によって違うの... 続きをみる

    nice! 5
  • 迷宮都市

     通勤で渋谷を通るのだが、それがおかしなことに往復ともに迷うのだ。渋谷は数えられないくらい来ている。迷うはずがないのに、どうしてか、いつものルートでないからか。いままでは買い物で来ていたが、地下鉄半蔵門線で渋谷で降りると、行くところは決まっていた。ハチ公前のスクランブル交差点から、道玄坂か、センタ... 続きをみる

    nice! 3
  • 母元気だね

     今年百歳で青森の施設にいるおふくろに、毎年のように母の日を送る。青森で一緒に暮らしていたときは、贈ったことがない。姉妹からは来ていた。おふくろに言わせたら、おまえは一緒に暮らしているだけで親孝行だと、別にいらないという言い方だったから。どうも、母親なのだが、一緒に暮らしていたときは、うざかった。... 続きをみる

    nice! 2
  • 駅で流れる発車メロディ

     JRだけではないが、あちこちの駅で、その駅にまつわる歌を電車が出るときに流している。平塚駅は、お祭りとして知られている平塚七夕にちなんで、たなばたさまがホームに流れる。  ささの葉さらさら  のきばにゆれる  お星さまきらきら  きんぎん砂子  わたしは引っ越しを決めて、初めて平塚が七夕祭りで有... 続きをみる

    nice! 1
  • いまは住所不定

     千葉市から転出はしたが、連休なので、平塚の市役所は休んでいる。それで転入できないでいた。そういうときは、わたしの住民票はどこにもないことになるのか。住所不定ということになるものか。なんか中途半端な気分でいるゴールデンウイークだ。  引っ越してきて初めての公休。やることはいっぱいある。引越し荷物は... 続きをみる

    nice! 2
  • 部屋を遊ぶ

     生活初日だった。まだ部屋が荷物がそのままで、足りないものばかり。炊事ができない。仕事明けで、日曜日。平塚駅に着いたら、確かOKスーパーがあるはずだと、商店街を見附町のほうに歩く。商店街も長く、駅前だけではない。見附の跡に建物がありその歴史が書かれている。平塚宿があったところだ。東海道五十三次のひ... 続きをみる

    nice! 3
  • 国語の教科書が懐かしい

    いま、懐かしいと読み返したい本は何? と、聞かれたら、小学校のときの国語の教科書と答えよう。うちの古本屋に、戦前の尋常小学校の国語の教科書の復刻版が箱に入って仕入れたことがある。それはたいして高くもないが、それを欲しがる老人たちがいる。もう亡くなられたが、その復刻版のセットをなんとか探してくれない... 続きをみる

    nice! 3
  • 立つ鳥跡を濁さなくても

     4月の末、仕事明けの祝日だった。昔は天皇誕生日、それからみどりの日、いまは昭和の日だって、ころころ変わるから覚えられない。それで東京などは緊急事態宣言発令の初日で、今日からゴールデンウイークならぬブラックウイークが始まる。その初日に暴風雨。職場から傘を借りた。この日は稲毛のマンションの立ち合いが... 続きをみる

    nice! 4
  • 憶えず忘れることのみ多かりき

    誰でも年とともに暗記力はなくなる。あたりまえのことなのだが、それが仕事の場となるとそうも言っていられない。いま学校で働いているが、先生たち60人、職員さんやスタッフでそれぐらいいるが、そのうちの半分も名前を憶えられないでいる。1年半も勤めていて、いい加減に憶えろよと言われそうだが、いまだに、どちら... 続きをみる

    nice! 2
  • 湘南から通勤

     これで平塚の新しいマンションで寝るのは二回目だが、前は寝袋だけ、ちゃんとベッドも毛布もある。朝は稲毛にいたときは、カッコーや鶯の声で目覚めたが、ここ平塚ではゆっくりと寝すぎたら、8時になるとラジオ体操で目が覚める。ベランダを開けたら、近くにある東洋ゴムの工場から聞こえてくる。工場の従業員たちが外... 続きをみる

    nice! 3
  • 引っ越しの日はトラブルばかり

    4月下旬にようやく引っ越しとなる。一人でも運べると思ったが、相方が手伝うというので、仕事明けに地下鉄駅で待ち合わせ、一緒に稲毛駅まで来た。駅前のレンタカーの営業所からボンゴのバンを借りた。相方は小さいわ、全部入るの? と心配して言う。わたしはいい加減で、入るだろうと、古本屋のときのように、詰めたら... 続きをみる

    nice! 3
  • 蒼蒼

     青葉の季節になる。若葉ではない。もう蒼々としている。引っ越しの手伝いをしてあげると、相方が千葉までやってくる。が、その前日に、もうかなりやってしまう。2時間くらいで終わるのだ。だけど、食料は重複したりしているので、持っていってもらうことにした。クローゼットの中の衣類を、冬ものはもう着ないので、衣... 続きをみる

    nice! 4