コロナノコロ

コロナ生活から思うこと

2021年2月のブログ記事

  • なんだって仕事はある

     コロナでバイトもないとか、学生たちは生活に貧窮し、自主退学者が増えているとか。そんなに仕事がないだろうか。募集している会社はいくらでもある。わたしもシニアのバイトや派遣、契約社員の口をたまにインディードなどのサイトで見ている。70歳を過ぎたら、もう完全リタイヤしようとは思うのだが、暇を持て余した... 続きをみる

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  • 血圧とコレステロールがなんだ

     高血圧ですと言われると、その基準が昔と違うので反発したくなる。わたしの若いときは、確か年齢に90を足したものが基準値であったはずだ。70歳の人は160の最高血圧が標準であった。つい20年前までは、高血圧の上限がそれくらいであったのに、いつからか、国際基準よりも低い130から上が高血圧とは、これで... 続きをみる

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  • 古本屋時代に見た一人老後

     古本屋時代には、宅買いといって、家に仕入れで呼ばれる。人の家の中まで入れて、寝室でもどこでも、本という本が置かれている部屋を荒らす。まるで泥棒のような、本以外にも絵とか骨とう品とか、レアな玩具からレコードと、物色する商売は、なんとなく金目のものを探す泥棒と同じだ。それは快感でもある。どんなお宝が... 続きをみる

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  • 素手と軍手

     指が切れて血が出て止まらない。バンドエイドはいつも巻いている。それか、水絆創膏をつけておく。わたしは、毎日仕事と家事で、水仕事が多いからと、冬になると手足のひび割れがあるからと思い込んでいた。それがそうではなかった。  指先が切れて血が出ると、図書館に返した本のカバーにも血がついていて、注意され... 続きをみる

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  • 神経質すぎる人たち

     最近は、あちこちで見る神経質すぎる人たち。レストランで、除菌シートでテーブルや椅子から、自分が座る席の周辺を念入りに拭いている女性。それがいまはあたりまえの光景なのだが、何か違和感。  エスカレーターも手すりに触らない人が増えた。見たら、老人は別として、ほとんどの人が触らないようにしているようだ... 続きをみる

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  • 鼻炎になる

    一分おきに洟をかむ。ティッシュで屑籠がいっぱいになるから、トイレットペーパーで家ではかむようにしている。そうすれば、トイレに流せる。ゴミを増やしたくない。  花粉症ではないと自分では思う。時期に関係なく、突然始まり、二週間くらい続けばいつのまにかおさまっている。それは春には関係がなく、冬でも真夏で... 続きをみる

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  • におい

    先日のニュースでコロナ犬のことが報じられていた。犬の嗅覚が、コロナに罹った人を嗅ぎ分ける。その的中率は9割というからすごい。PCR検査よりすごい。本当かどうか。だけどテレビで嘘は報道しないだろう。よく空港で活躍している麻薬犬のことは有名だ。麻薬を隠し持っていても、犬が所持を嗅ぎ分ける。荷物の中から... 続きをみる

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  • 手紙で届かない思いを写真にして

     前に写真をプリントしておふくろに送ったことがある。千葉に引っ越したばかりのころに、どういうところで暮らしているか、マンションの建物と部屋の中、ベランダからの眺めと、稲毛の海の風景など。そのときは、ネットで見たプリント業者に頼んだ。実に簡単に頼める。スマホにアプリをダウンロードして、そこからスマホ... 続きをみる

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  • 歩く人 千葉市案内

     先日、千葉市の青葉の森公園の梅がまだ早かったが、人っこ一人いなかったと、そこのことを相方に電話で教えたら、行ってみたいと言い出す。花が好きで、その時期にはどこへでも出かけた二人だが、またその続きをしている。  わたしの休みの日に、本千葉駅で待ち合わせた。今度は遅刻はしないで、時間通り10時にやっ... 続きをみる

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  • 歩く人 亀戸天神へ

     寄り道がすっかりと癖になる。まっすぐ帰ったためしがないくらい、どこかに寄って行こうというのは、夜なら、アフター5の晩酌飲みで、居酒屋だろうか。それが、仕事明けは朝だから、また春の花を探しての彷徨だ。  梅の名所は都内にはいくらでもあるが、わたしはこの6年間でほとんど行き尽くした。奥多摩までも足を... 続きをみる

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  • いまどきのドラッグストア

    最近のコンビニは店頭で野菜や果実を売っている。なんだか市場みたいな。ドラッグストアも以前からだが、食品を取り扱う。酒や冷凍食品だけではない。スーパーのようになんでも売ってきた。それも、売り場面積の半分以上もスペースをとって、衣料品から家庭日用品、インテリアまで売ったりしていて、すみません、薬はどこ... 続きをみる

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  • 贋作

     いまさら贋作と騒いでいる。昔からあったことだが、現代では科学も進んで、さらに巧妙に見破れないくらい精巧に偽造はされる世の中だから、版画なんかやりやすいと思う。偽札も容易にできるから、美術品なんか簡単だろう。3Dプリンターもあって、完全に複製はできると思う。  わたしが古本屋をしていたときは、偽物... 続きをみる

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  • 老後の暇つぶし

     青森の施設にいる今年百歳になるおふくろに、3日に一度は手紙を出しているが、それでおふくろが亡くなると、わが家の疑問が誰も判らなくなると思い、生きている間に聴いておこうと、手紙で質問しているのが、わが家のファミリーヒストリーなのだ。親父や伯父、伯母が亡くなって、もう歴史を知る人はおふくろよりいなく... 続きをみる

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  • 彼女の買い物につきあうのは根気が必要だ

    相方から最近はよく電話がくる。新しい生活で、ようやく自立してゆくのが、わたしも嬉しい。思えば、大阪で働いて、一人娘を育てていた10年以上前から、いまが一人立ちしたということだ。大阪から両親と娘と東京に引っ越してきて、住んだときまで親の年金で暮らしていた。仕事は辞めて、親の介護に入った。それが家族が... 続きをみる

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  • 今度は膝にきた

     老化を切実に感ずるこのごろだ。気持ちは若いと思っていても、体はぼろぼろ。この10年でも経年劣化を深刻に受け止める。  それは50歳を過ぎたときから始まった。体のあちこちが崩れてゆく。前立腺肥大も老人病だが、わたしの場合は50歳のときから病院に行った。無尿で苦しんで、泌尿器科に行ったら、医者いわく... 続きをみる

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  • サウナー

     最近、テレビでもサウナーと呼ばれている人たちが出てくる。いちいちそうして区別した人種のように言わなくても、サウナにはみんなが入っている。いままで入ったことのない人のほうが珍しいのではないのか。いまや、その辺の小さな町の銭湯にもサウナはついている。わたしは銭湯も好きでどこでも入りにゆくが、どうも、... 続きをみる

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  • 受験の春を思い出す

     学校に勤めていると、受験シーズンを仕事として受け止める。高校生たちが普段はあまり地下鉄では通勤時間に見ないのに、かなり乗っている。ぞろぞろとみんな降りる。緊張した面持ちが伝わってくる。いまは受験票はどういうふうになっているのか見ていないが、昔は写真入りの受験票なんか、いくらでも顔写真を張り替えて... 続きをみる

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  • 歩く人 春を探しに

     自粛で用もなく出歩かないように。だけど、散歩はいいと言っていた。それなら、運動のために歩こうか。と、毎度、勤務明けの朝には、交代が来ると、「おい、今日はどこへ行くんだい」と、聴かれるのが習慣になる。「そうさな、今日は外苑前の絵画館に美術鑑賞だな」と、入ったことのない絵画館に行ってみることにした。... 続きをみる

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  • タッチパネルのいらいら

    スマホではストレスが溜まって仕方のないときがある。わたしは短気だから、よくスマホと喧嘩している。この野郎と、スマホを叩くが、全然反省も謝罪の言葉もない。頭にくると、ダイナマイトを仕掛けて爆発破壊したくなる。  何が頭にくるのかというと、いつものことだが、タッチパネルがあまりにも敏感で、すぐに反応す... 続きをみる

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  • コロナ移住

     いま、東京から出る人が増えている。それで、転入の多いところが、なんと、わたしが去年から探していた小田原、湯河原、真鶴だというのだ。人はみんな考えることが同じだなと、東京脱出して、郊外の密でない、近い将来に首都直下型の大地震の天災に遭わないように、疎開する人たちが増えたということか。だけど、小田原... 続きをみる

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  • ペール=ラシェーズ墓地へ

     最初の海外旅行はヨーロッパ3か国10日だった。昭和51年の冬2月、わたしの23歳のときだ。職場の労働組合主催で、勤めていた会社の子会社の旅行社が当時としては安く24万円で観光も込みで募集していたので、わたしは仲のいい同期入社とその先輩たちを誘った。仲間が6人行くことになる。全観光付きといっても、... 続きをみる

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  • ドッグランより人間ランを

     運動不足でストレスが溜まる飼い犬だが、公園の中にはドッグランがあったりする。普段はリードで縛り付けられ、放し飼いができない犬たちが、ドッグランではリードから解放されて、思いっきり走れる。自然の本来の犬に戻ったように嬉しそうにはしゃいでいる。  いまのコロナで、どこにも出るな、不要不急の外出は控え... 続きをみる

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  • 新しい生活

     また相方から電話で千葉に来る。引っ越して電気がまだつかない。東電もなかなか連絡がつかない。ようやく話せたが、約束の日にちに待っていても電気が遠隔操作でやってくれず、また暗い部屋から、風呂も台所もエアコンも何も使えず、うちに泊まりにくる。  東電もどうしたのか。いい加減なのか、人手不足なのか。稲毛... 続きをみる

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  • 鎖国で思う医療品自給率

     今回のコロナのワクチンで日本の実態が判った。すでに欧米でも韓国や中国、イスラエルやインドでもワクチン接種が始まっているのに、日本ではまるで後進国のように、後回し。世界でも遅れていることに衝撃を覚えた。そのとき、食料自給率のことが頭を過った。きっと、あらゆる産業でそうなのだ。日本という経済と産業の... 続きをみる

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  • なければなくてもいい商売なのか

     どんな仕事も必要だからみんな働いていられる。それが、このコロナという非常事態下では、制約される商売が出てきた。第一回目の去年の春の宣言下では、営業自粛を求められたのは、古本屋もだった。新刊書店は入っていなかった。新刊がよくてどうして古本屋はダメなのかという疑問もあった。どうも、それを判断する官僚... 続きをみる

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  • 君は妄想の眠りから醒めてくる

     去年から連絡もない相方からいきなり電話が来る。非通知で来るのは公衆電話からなのだ。通話がスマホでは盗聴されていると警戒してのことだ。まだそういうところは治っていない。「どうした?」 「引っ越したの。だけど電気がつかないので困って」と、声は明るい。そういえば、東京都で用意していた駆け込みマンション... 続きをみる

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  • 老後になって気づいたか

     無計画な人生設計で、老後に慌てふためくが、もう遅い。よく考えて自分の老後の生活は見据えないといけない。  わたしの失敗は、金なんかどうにでもなると、そんなに固執しなかったこにある。老後なんか国の世話にはならず、年金なんかどうでもいいと、きっと古本屋を死ぬまでやっているかもしれないと、それは年老い... 続きをみる

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  • 歩く人 津田沼で迷う

     月に二回のスーパー銭湯に行く日で、仕事明けに津田沼で途中下車して、駅から歩いてゆこうと、初めてゆくところを調べていた。千葉県内にもかなりのスーパー銭湯はあるが、もうだいぶ行っている。北のほうは未開拓のところもあるが、南のほうは数えたら大型の銭湯は17くらいあって、二度三度と同じところにも行ってい... 続きをみる

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