コロナノコロ

コロナ生活から思うこと

とうとう外敵にされたか

 またかと思った。あいつはころころと変わる。電話がきて、「あなたは信用ができない。そっちには行かない」と、千葉に一時的に避難することはやめたと言ってきた。それはそれでいいのだが、レンタカーで引っ越しのためのワゴンも手配していたのをキャンセルした。まだ十日あるから、それはすぐ電話で済んだ。わたしのブログを読んでから、嘘ばかり書いているとか、精神病と言っているけど、あなたのほうがおかしいと、またわたしのほうが精神病にさせられた。見られてはまずいブログをわたしのもう一台のスマホを貸したばかりに、居場所が見つかってしまった。すぐに削除した。それでもその前のものが消されないで出てくる。サイトによっては削除できないものがある。どしてなのか。まあいい。本当のことだし、わたしの記録なのだから。それを相方は「ただの報告」だと言って怒る。そうだよ、まさに報告だろう。小説ではない。それを病識がないから認めない。本人を説得しても無駄なのは、妄想が鉄壁のように硬くて、思い込んだらそこから出てこれないくらい融通もくそもきかなくなる。人の話も聞かない。自分の見る世界だけが現実で、動かしがたいものなのだ。だから、何百回となく病院に行こうと言っても、聴くものではない。強制入院よりないのだ。
 電話では、いまの世の中はストーカー被害がすごいとおっしゃる。テレビでもネットでも見てごらんなさい。わたしの言うことが間違っているって、とんでもないと、またそういう被害が多いと番組でもやっているから、世の中に被害妄想は増えるばかりだ。盗聴器も捜索して、テレビ番組で、コンセントに仕掛けられているという、専門業者について機械で調査するというバカな番組があったが、それを相方も見て納得し、部屋のコンセントすべてを外して確認していた。
 千代田区のマンションがリフォームが入り、足場を組んで、いまがんがんと外装工事をしているから、ベランダに洗濯ものも干せないと怒っている。大工たちも外敵なのだ。それで、入居者も最近は怪しい若いカツプルが入ってきたりと、ガラが悪くなり、このマンションも終わったと、それで千葉に一時世話になりますと、言っていたのが、撤回される。だけど、行くところはあるのか。今月の末に出ると管理会社には言ってある。引っ越しはどうするのだ。金もないくせに。そういう先が見えないところが異常なのだ。子供のような幼稚なところ、思考が完全に空回りして、どうするのかということが判っていない。いちいちわたしが考えて教えてやらないと、動かない人だ。それで、管理会社が立ち合いに来た引き渡しの日に、ドアを開けたら、そのまま家財があって、本人もいたら、どうしたらいいのか。最悪、そういうことも考えた。本人を追い出し、家財はゴミに捨てるか。鍵を取り上げ、叩き出されたら、すっかりとホームレスになる。もう可哀想だとは言っていられない。
 それでも策はある。そうなったら、管理会社に3日の猶予をもらい、彼女の名義で近くにトランクルームを借りる。その費用ならたいしたことはないから出してやろう。それから赤帽さんを呼んで、荷物はすべていらないものは捨てさせるが、近くだからいくらもかからないで簡単な荷物の配送はできる。そうして空にして引き渡す。本人には、いまはGo Toキャンペーンで都内のアパホテルなどが宣伝しているが、一泊2250円で泊まれるから、そこに十日くらい連泊しても知れている。その間に、遺産管理で交渉している弁護士に頼んで少し用立ててもらえばいい。それで都内にマンションを借りる。連帯保証人は娘に頼めばいい。仕事はしているのだから、収入に見合ったところを借りたらいい。と、そこまでシナリオを考ええてやった。そうすれば、もうわたしとは完全に縁が切れる。貸した金だけは返してもらおう。


 困った人を抱えてしまった。もう二度とそういう病気の人とは関わりたくない。たくさんだ。と、やれやれと思っていたら、相方から何度も電話の着信だ。出ないよう拒否していたが、うるさいので出たら、仕事中であったが、娘と話し合いして、やはり頭を下げて、わたしに一時的な住まいの提供をお願いしてみたらというのだ。娘もいい加減、自分の母親ではないのか。他人のわたしに押し付けてとんでもないと、娘もきっとどこかおかしいのではないかと疑った。どっちもこっちもおかしいものばかりで、気が狂いそうになる。いまはコロナでそういう不安定な人間が増えている。
 ともかく、いまのマンションは出てもらうことが先決だ。連帯保証を頼んだ息子から心配で電話が来ていた。家賃は滞納していないよねと。相方から息子に電話があったようで、いまのマンションを出るようなことを勝手に息子に連絡していたから、向こうからわたしに電話してきた。それは大丈夫だ。金魚のうんこみたいに千葉に来るが、それも半年と向こうに言ってある。来年には、わたしも千葉から小田原のほうへと引っ越ししてしまうから、それまでには彼女はマンションを借りて一人で暮らすと言っている。親の遺産はそれまでには入るだろう。借りるのではなく、中古マンションを買ったらいいのに。だけど、買ったらもう外敵がどうのと引っ越せないからなあ。わたしも外敵。信用がおけない住む世界が違う人間にさせられている。それが同居してどうなるものか。疲れる。精神的な疲れ方、昨日はずっと飲んでいないワインを買ってきて飲んだ。また酒に戻るのか。

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